＜その１＞
元は男物だった物を母が仕立て直してくれました。
母のお店のお客様Ａさんから頂いた白大島です。
こうして私の元にあるということは、私に忘れないでほしいってことなのだと思います。
紬に染めの帯を合わせるのは、鉄板です。
でも、染めの帯って、季節感を全面に出してくる物が多く
私が持っているものも、椿、梅、桜、、、
この時期に使える物が、、、無い
で、
羽織をほどいて、帯に仕立て直したものが、これです。
お太鼓の部分と、胴の部分が分かれた作り帯になっています。
母にも、
”へぇ～良いじゃない” って言われました。
バイト先でも
一人一人に
”これ、羽織から 私が 作ったんだよ～” って
皆さん、”良いね！” を下さいました（圧かけたかな？）
帯揚げは、着物がしぶいので、少し可愛らしさがほしくて、ピンク！
帯締めは年齢を考えて、水色で落ち着かせました。
お若い方でしたら、ピンクをお勧め致します。
そうなんですよ。お若い方は、渋めの着物でも、派手な帯を合わせたり、小物を可愛らしくすれば、似合っちゃうんです。
でも、若いときにしか着ることの出来ない柄や色もありますので、
華やかな着物を優先に、楽しんで頂きたいとは思います。
＜その２＞
母のお下がりの縮緬です。
縮緬は水に弱いです。すぐに縮みます。
なので、バイト先にも、また、お茶のお稽古にも勿体なくて着なかったのですが、
最近、つくづくと、着ない方がもったいない
という気持ちになっております。
帯は、母の流派のお揃いの名古屋帯です。
花は、この時期ですと菊に見えますが、藤の花と川の流れを表現した物です。
見えずらいのですが、着物には菊の花びらの様な物が描かれています。
帯揚げは、グリーンがかった水色
青磁色とか、若竹色に近い感じ。
帯締めは、着物の端切れで母が作ってくれた丸ぐけです。
ビーズで布のつなぎを隠しています。
