12月に入りました。
何となく気ぜわしくなります。
~1日
塩瀬の小紋です。
お茶の先輩のOさんに頂いたものです。
扇面の着物に亀甲文の帯。おめでたい装いとなりました。
この帯ですが、私は二重太鼓に上げられるのですが、普通の袋帯よりも少し丈が短い様です。なので、柄合せが出来ませんでした。
母は、名古屋帯のように扱っておりました。
この着物には共布で八掛が付けられています。
更に小さな扇面が染められてあります。
共布の八掛は、作家さんのこだわりが感じられます。
また、表地と同じ生地なので丈夫です。
この扇面の柄が、この時期ですとイチョウのように見えるので、小物は黄色を選びました。
~2日
同じ着物で、帯を変えました。
名古屋帯を合せました。
熨斗に、季節の花々が刺繍されています。
今日のように小紋に合わせるのはもちろんですが、この帯でしたら訪問着に合わせてもおかしくないと思います。
小物はグリーンを選びました。
帯締めは母お手製の丸ぐけです。
~3日
縮緬風にしぼが有ります。
小紋とひとくちに言っても、昨日のように細かい柄のものと、今日のように大きな柄のものもあります。
着物と同系色の茶系の名古屋帯を合せました。
この帯も、刺繍が施されていて、訪問着に合わせることも可能だと思います。
着物と帯が茶系なので、小物は茶色と相性の良いグリーンを選びました。
~4日
これも、縮緬風にしぼがあります。
菊、椿、笹、松、梅、四菱などが染められています。
季節に拘らずに着られる着物です。
袋帯を合せました。
ただ、この帯は西陣織の帯などとは違い、趣味の帯という印象が強く、仰々しくなく使える帯です。