母と私の着物ぐらし

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九頭龍様のお下がりの玉子

長~いこと、物価の優等生と呼ばれていた玉子

今は値上がりして、1パック300円以上もしますね。

   パックに入った卵のイラスト

 

我が家は、ここ、1年以上玉子を買っていません。

ありがたいことに、ご近所さんから頂いております。

 

そのご近所さんというのは

珍しい晩白柚という果物を下さったり

 

hohoan.hatenablog.com

 

お庭に咲いた芍薬の花を下さったり

 

hohoan.hatenablog.com

 

ブレーカーを取り替えた時なども相談にのって頂いた

 

hohoan.hatenablog.com

 

母より5才くらいはお若くてぇ(なので、結構なご年配です)

独身でぇ

(一度もご結婚なさっていません。お母様を看ておられました)

元、理科の先生でぇ

お酒は苦手でぇ

甘い物が大好きでぇ

日々、自転車で町内のゴミ拾いをなさっている

心優しいご近所さんです。

 

その方がどうして玉子を下さるかというと

玉子が、どんどん余っていくからです

 

先生、何なさってんの?

どこかの養鶏所を応援なさっているの?

と、伺ってみると

 

九頭竜様 に、

地震の規模が小さくなるように

と、お祈りなさってるとのこと

 

九頭竜様は、水の神でもあり、地の神でもあり

除災、厄除け、開運などなどの御利益があるそうです

 

九頭竜様は、9という数字がお好きなので

パックに10個入った玉子の1個を抜いて、9個にしてお供えしているのだそうです。

 

毎日、新しい玉子をご用意なさって、

時間を掛けて、お祈りを捧げていらっしゃいます。

 

震度8や9などという大地震が来たら、我が家のような古い民家は崩れてしまいます

地震が来るのは避けられないとしても

何とか5くらいに納めて下さいと、

毎日お祈りなさっているのだそうです。

 

で、毎日、玉子が祭壇から下がってきます

 

そのお下がりを、我が家だけではなく、ご近所に配っていらっしゃいます

 

頂くばかりでは申し訳ないので

たまに、煮物がまあまあに出来たときなど、お届けしています

 

いつも、とても喜んで下さいます

 

と言いますのも、、、

先生のお母様は

お寺のお嬢様で、いつも朗らかで、優しくて、楽しい方でしたが

お料理が、大嫌いで、

得意な料理は、冷や奴

例の、キューピーさんのお料理番組のテーマ曲

♪ チャララッチャ チャンチャンチャン ♪

の、軽快なメロディーを聴いただけで、頭が痛くなる!

 

      

と、おっしゃってました

 

そのお陰で、どんなものでも

美味しかったよぉって言って下さいます

 

母も、先生みたいだと、私も楽なんですけどぉ

 

 

ぷち介護日誌~2026水無月その1

ご無沙汰しております。

母のこと、ご心配おかけしたことと思います。

お陰様で元気にしております。

ほぼ毎日、お散歩に行けています

 

少し前も、こんな感じで頑張って歩いていました

 

 

元気ですが、すこぶる機嫌は悪く

まあ、ご機嫌になる要因がありませんので、仕方が無いといえばそれまでですが、、、

 

先日、お茶の先輩のKさんに、叔母が送ってくれた蕗をお裾分けに行きました。

長く母を一人に出来ないので、お玄関で失礼したのですが

そのお玄関先で、母の愚痴を弾丸のようにまくし立てた私に

”うん、そうねぇ。でも、優しくしてあげて

と、Kさん

 

ちょっと驚きました。

いつもは、母のことに限らず

あなたは悪くない

あなたは良くやっている

と、私に反省の機会を下さらないKさんです。

前世は、私の優しいお姉様だったに間違いない方なのです。

 

そうか

今日は、Kさんの口から、私にこの言葉が届く日だったんだ。

 

人の話は聞かない私です。

その証拠に、私の耳ときたら、ぺたっと顔にくっついています

人の話を聞こうとする人は

耳が、何というか、江川卓投手みたいに顔に対して垂直になっていくそうです。

       耳に手を当ている女性のイラスト

 

人の話は聞くもんかっ!という感じに耳ぺっちゃんこの私ですが

大好きな人の言葉は別です。

胸に染みます。

 

そうですね

大事にしなくちゃ!

 

でもぉ

今朝のこと

 

母がお味噌汁を飲んでいないみたいなので

”お母さん、お味噌汁、そこにあるよ。見えなかった?”

 

”見えてるよ。見えてるけど、美味しくない”

 

一口飲んで止めたようです。

 

ちょっと薄かったんでしょうね。

母は少し濃いのは、文句言いながらも飲みますが

薄いのは却下。

 

でも、塩分が気になりますからね。

血圧、高いんです。

母の許容範囲のギリギリを狙ったつもりが外したようです。

 

出来合やレトルトの物はほどんど食べません。

私が作るしか無いのです。

でも、私が長く台所に立つのも嫌がります。

 

その言い方も

”お前が、台所でいつまでもなんかしていると、嫌なのよ。

もう、ご飯なんて食べたくなくなる”

 

こんな母の相手が出来るのは、まっいっかの性格の私だけでしょうね

 

そういえば、母の女学校時代からのお友達が

私のことを

日本一良い子って言ってくれました

 

はい!日本一良い子の私。

ふぁいとぉ~

 

愚痴を聞いて頂いてありがとうございました。

 

 

 

 

 

4月の着物コーデ~あやめの帯に結城紬

いつもお茶事の時にお世話になる、七条甘春堂さんが、5つほど先

(東京の中心部から思えば、点前と言うべきか???)の駅にあります。

 

たまには、美味しいお菓子でお薄を頂きたいわぁ。と思うと買いに行きます

 

ただお菓子を買いに行くだけですが、この時期、どうしても締めたい帯があるので

着物で出かけました。

 

 

いつも、ど真ん中にあやめが来てしまうので、少しはずしたつもりが、、、

端っこすぎたぁ~

 

まあ、私は まっいっかの性格なので、

これはこれで OK?

 

縮緬に染めの名古屋帯に、結城紬に染めを施した着物です。

帯の地色はグリーンがかったグレーなので、木立のような着物のグリーンにも合いますし、あやめの時期と、新緑の感じも良いのでは、と、私の中のベストコーデです。

 

帯は、お茶先輩のKさんから頂いた物ですが、あやめのように時期を選ぶ帯は締めるチャンスを逃してしまったとのことで、まっさらのまま私の所へ来てくれました。

 

 

 

お太鼓の柄も少し上過ぎましたね。

 

若い人ほど柄を上にするものって知っているのに、、、

これも、まっいっか で、過ごしてしまいます。

 

着付けは、ちゃんとしたいけど、さっさっとするのが一番!と思っています。

いくら着物好きの私でも、時間を取り過ぎると、着物を着るのがおっくうになってしまいます。

多少のことは気にしない!のが、ほほあん流です。

 

 

あやめの刺しゅうのある半襟をしました。

よくよく見ないと気付きませんよね。

もはや自己満足の世界。

 

刺しゅうを目立たせるために、もう少し着物の重ねを控えても良かったのかな?

でも、あまり半襟の幅が広いのも好みでは無いんですよね。

 

今、母のプチ介護生活で、ハッキリ言って、かなり自由な時間は制限されています。

でも、少しの時間でも精一杯楽しく過ごしたいと思っています。

 

これからもちょっとした外出には着物を着ようと思います。

 

 

 

 

 

3月の着物コーデ~今!でしょ!

見上げると、、、

 

 

おおお!満開!

美しぃ~~~

って、言っている場合じゃないです。

着物!きもの!桜の着物を着なくちゃ!です!

 

家で、ただ着ているのもつまらないし、、、

 

今朝、またまた群馬の叔母からふきのとうが届きました!

 

先日、届いたお礼を言うときに、きつく注意はしたんですよ。

冬眠明けの熊は、お腹が空いているからより凶暴なんだって

先日、まめッちさんがコメントでご心配下さいました。

ちゃんと伝えました。

一人で外に出ない方がいいよって。

 

鹿が出た!とも言っていたので

鹿を狙って熊が出るそうだよって。

 

叔母は、人の言うことを全く聞かない人です。

電話で1時間、一方的にしゃべります。

話していても空しいことがしばしばです。

 

でも、、、

      

      

 

送ってくれてありがとう!

 

そうだ!

桜の着物を着て、お茶先輩のKさんのところへ、ふきのとうをお裾わけしに行きましょう!

 

さてと、どれ着ようかなぁ。  ルンルン ♪

 

Kさんからは、たくさんの着物や帯を頂いています。

 

 

この結城の着物も、塩瀬の帯も頂いているのですが

このコーデは、まだこの先、だいぶ年齢を重ねてもOKなので

そろそろ着納めね。  派手になるぅ~

という着物を選びました

 

 

反物を見て一目惚れでした。

鬼しぼと言っていいほどのキツい縮緬です。

水に弱く、すぐに縮みます。

 

 

白地の名古屋帯を合わせました。蔓帯の刺しゅうがあります。

 


小物類はグリーン系を選びました。

 

このように枝も描かれてあるけっこうリアルなデザインは、やはり、桜の時期に限られてしまいますよね。

 

半襟も桜の刺しゅうのあるものを選びました。

 

 

Kさんにコートも誉めて頂いたので

帰宅してから写真を撮りました。

 

 

これは、お茶先輩のOさんが下さったウールの着物を母にコートに直してもらったものです。

Oさんも趣味の良い方なので、色合いが素敵です。

 

皆様に感謝致します。

 

 

 

 

 

ぷち介護日誌~2026弥生その1

昨年の9月は、ひと月ほど、ほぼ寝たきりだった母ですが、

その後、包括センターのUさんやケアマネのMさんに驚かれるほどに回復しています。

 

ケアマネさんが目標としてあげてくれたのが

手押し車に慣れて、ランチに行く!

 

何度か挑戦して、途中で諦めて帰ってくるということがありました。

 

でも、やっと以前良く行っていた日本料理のお店に行くことが出来ました。

 

やったぁ~

 

     万歳をして喜ぶ人のイラスト(女性)

 

と、思ったのもつかの間

 

その日のお料理は母の口に合わず、、、

ご機嫌は最悪だったのでした。

 

嗅覚と味覚が敏感な母

こんなもんじゃないのぉ。まあまあ美味しいって私が感じるものも

母は、拒否!ってなります。

 

大事な時に、味見をしてもらうには助かるのですが、

けっこう面倒くさいです。

     

      

家に帰ってから、急ぎコーヒーを入れました。

 

でも、これでめげてはいられません。

しばらくは印象が悪いので、他の店を探してみます。

 

駅に向かうのとは反対側の、しかも、先日行ったお店よりも近くに

うなぎ屋さんがあります。

調べて見ると、うなぎだけでなく、お刺身や天ぷらの定食などもあるようです。

 

私は行ったことがないのですが、母はその昔、舞台の打ち上げで使ったことがあるそうです。

 

 

せっかくなので、うな重を

そして、せっかくなので、特上を

 

なんと、3,300円という良心的なお値段!

外側は、少しだけ焦げ目があって、カリッとして、でも、中は柔らかくて

とても美味しいうなぎでした。

 

 

母もほぼ完食

 

小上がりも、お座敷もあるのですが、母には面倒です。

 

と、女将さんらしき人が

カウンターに座って、昼酒を楽しんでいた常連らしきおじ様を

奥にずれさせて、母がすぐに座れるカウンター席を空けてくれました。

 

おじ様は

無口ですが、、、みたいな

絶対、高倉健のファンですよねって感じの人で

慌ててお礼を言う私に、ペコッと頭を下げられただけ

不機嫌なお顔ではないのですが、笑顔でも無い、、、

 

その後の女将さんの対応ですが

ビールも

すぐに持ってきますか?料理といっしょにしますか?と聞いて下さいます。

 

母は、おつまみが無いと飲めないタイプです。

でも、多くの店が、ビールだけがすぐに出ます。

バイト先もそうでした。

 

だったら、お料理が出たときに、ビールを頼むか

お料理と一緒にお願いしますと、言っておけば良いのですが

そこは、また、ビールが来るのが遅いと

遅いねとか、忘れてるのかとか、文句言うので(私にですが)

それはそれで面倒なのです。

 

うなぎが出る直前にビールが出て、

すぐにうな重お持ちしますね。と、にっこり

 

うな重を出すと同時に、スプーンがあった方がいいですね

と、母に持って来て下さいました。

 

押しつけがましくなく、さりげなく優しくて、居心地が良いです。

良かった ♡

今日、この店に来て

 

肝心の母ですが

うなぎは美味しかったけど、お米がねぇ と。

 

文句が多すぎる!!!

 

炊き具合が、母には堅かったようです。

ちなみに、母は入れ歯ではありません。

 

でも、また来ようかね

だそうです。

 

ふぅ~~~

 

諦めていましたが、、、

 

群馬の叔母が蕗の薹を送ってくれました!!!

 

熊が出るから裏庭で蕗の薹を採っている場合じゃないよっ!

って、電話で注意喚起していたのですが

熊は冬眠してるから

とか、呑気な叔母

 

いやいや、もっと寒い所でも、熊が目撃されてるんだよ。

ダメ!ダメ!やめてね。

 

でも

 

もう、採っちゃった。

 

そうなの?

 

で、ありがたく送ってもらいました。

 

先ずは、天ぷら

残りは蕗味噌にしました。

 

苦手な天ぷら、、、

母に

温度が低そうな音がしてる

とか、五月蠅いこと言われながら、、、

 

頑張りました。

 

 

 

玄関を出る

お一人でお散歩なのだと思うのですが、よく我が家の前を通るご婦人がいらっしゃいます。

とても上品で美しい方です。

年齢は、母よりも少しお若い感じ、70代とお見受けします。

髪は真っ白で、ショートカット。

いつも趣味の良い服装をなさっています。

 

先方は、我が家をご存じですが、こちらは知りません。

でも、ご近所さんには違いなく、会うと必ずご挨拶をする顔見知りといった間柄です。

 

今朝、散歩に出かけようと母と玄関を出たところで、道の向こうからお声をかけて下さいました。

お会いするのは、久しぶりです。

 

(上品な奥様)

ーーー おはようございます。今日は、暖かでよろしいですね。

 

(ほほあん)

ーーー おはようございます。はい。お散歩に出るのに助かります。

 

ここで、見えない母がだあれ?と、きょとんとしているので

いつもの上品な奥様だよ(名前も存じません)と教えると、母も、たぶんこっちの方角にいらっしゃると思う方に向かってご挨拶しました。

 

と、

上品な奥様は、見えない母を気づかって、こちらまで来て下さいました。

 

(上品な奥様)

ーーー お散歩ですか?お元気そうでよろしゅうござました。

 

そして

ーーー お母様の踊りの姿はとても素敵でした。

 

(母)

ーーー 見て下さったんですか?覚えていて下さるなんて嬉しいです。

 

(上品な奥様)

ーーー 勿論です。とてもご立派でしたもの。

 

これは、とてもとてもありがたいお言葉でした。

母と私の二人だけの会話ではありえない、何というか、、、高揚感みたいなものを母に下さいました。

 

一歩、玄関から出るということがどんなに大事なことであるかがわかります。

そこには社会との繋がりが待っています。

 

お陰様で、足取りも軽くお散歩に出ました。

 

しばらく行くと、親しくしているご近所さんに会いました。

理科の先生のOBで、母よりも4才お若い独身男性。

 

しばし、楽しく立ち話

 

いつもの公園まで行くと

 

 

桜が良い感じになってきました。