母と私の着物ぐらし

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5月の着物コーデ~26日

   ~衣更えしました!単衣の一越に博多帯

 

24日(火)に衣替えを済ませました。

 

以前は、押し入れに重ねてある茶箱数個に入っている着物と、タンスに入っている着物を入れ替えていたので、衣更えと聞くだけで貧血を起こしそうでした。

 

今は、桐製の押し入れタンスと、タンスの上置き用の2段ほどの引き出しをいくつか買って、訪問着などは、タンスと、上置きの引き出しに仕舞うことが出来ているので、入れ替えるのは、洗える着物と、帯締め帯揚げなどの小物類と、襦袢やお腰などの下着だけとなりました。

 

 

~26日

 

お天気の予報でしたので、一越ちりめんの小紋を選びました。

母のお下がりです。

 

単衣の着心地は、実に軽いです。

とくに袖がとても軽やかに感じます。

 

6月の単衣には絽などの夏物の帯を合せるのですが、まだ5月中ですので、出来れば博多帯のような単衣の帯を合せたいです。

 

ちなみに、今日の襦袢は、夏物ではありません。

小物類は夏物です。

5月中ですので、あえて、変わりゆく過程のような組み合わせに致しました。

 

 

献上柄ではありませんが、博多織の帯です。

 

 

 

帯がハッキリとしているので、帯揚げは、着物の地色と同じクリーム色を選んでみました。

帯締めは、キツイ印象を和らげるようにピンクにしました。

 

この着物の端切れで帯締めを作っています。

 

5月の着物コーデ~21日~22日

   ~グレーの小紋に帯2種

 

洗える着物と一言でいっても、品質はまちまちです。

せっかく洗えるというのに、洗うとくちゃくちゃに皺がよるものもあります。

レーヨンなどは、必ずアイロンがけをしなければならなくなります。

ポリエステルがお勧めです。

 

ちなみに、私は、洗える着物は、洗濯機で洗っています。

簡単に袖だたみをして、ネットにいれて、他の物といっしょに洗って、全く心配いりません。

 

今回の着物もポリエステルです。

手持ちの洗える着物の中でも、柔らかくて、肩にしっとりと馴染んでくれるので気に入っています。

 

~21日

 

 

地色が濃いめのグレーで地味ですし、柄に使われている色もおとなしめです。

柄が大きい程若い人向きとなりますが、色合いに助けられて長く着ています。

 

少しグレーがかった白の名古屋帯を合せました。

 

 

母の仕立てらしく、裾回しにはサーモンピンクが使われています。

 

 

帯揚げは淡いピンク。

帯締めは、ピンクのぼかしの丸ぐけを選びました。

気に入っている裾回しの色を活かしたかったのです。

 

~22日

 

博多織の帯と合せました。

献上柄ではありませんが、博多織独特のきゅっとした感じが心地の良い帯です。

 

 

 

お太鼓も、垂れも少し大きいです。

私は、まっいっかと思ったのですが、出かけるときに、母のチェックが入り、直してもらいました。

というより、強制的に直されました。

 

袋帯は、大きめに、華やかに。

でも、博多帯としては大きすぎる!気になる!のだそうです。

 

 

小物はグリーンを合せてみました。

水色の方が調和するのでしょうが、グリーンも見て頂きたいという気持ちもありました。

 

この着物には、この帯を締めることが多いのですが、実は、いつもは、今日の裏側になっている方を表に出しています。

 

昨年の5月には

 

 

 

5月の着物コーデ~20日

   ~縞の紬にエンドウ豆の染の帯

 

~20日

 

一日、ずれ込んでいます。

 

母が絶頂に太っていた時に仕立てた着物なので、大きくて、少々着づらいのですが、好きな着物です。

 

 

エンドウ豆の帯を合せました。

ブルー系の着物に白地の帯で、涼しそうに感じて頂けたらと思いました。

 

 

 

この着物には、縞に使われているオレンジを帯や小物に持って来ても良く合います。

帯締めか、帯揚げか、どちらかにオレンジを持ってくることも考えましたが、オレンジは、豆の色に任せて、小物類は水色を選びました。

 

 

5月の着物コーデ~19日

   ~塩瀬の小紋名古屋帯

 

雨の心配はなさそうです。

 

母もよく着ていた着物で、洗い張りをして仕立て直した後も、裾が切れて、切り上げするなど、母が面倒をみてくれた着物です。

 

昔の人は、着物をメンテナンスして長く大切に着たのです。

 

 

 

水色にはピンク系も合いますが、より涼し気にするために白い帯を合せました。

 

刺繍の部分をアップにすると

 

 

菊は、吉祥文様でもありますし、一年中使える図案です。

紅葉のような刺繍もあります。

白糸で刺繍されているところが妙で、この時期ですと、青楓。

秋にこの帯を選んだ場合は、色づいた紅葉と感じて頂けます。

 

 

帯締めはブルーの丸ぐけを合せました。

母が端切れで作ってくれたものです。

布のつなぎ目にはビーズをあしらっています。

クールな色合いの中、帯揚げだけはピンクにして、柔らかい印象を目指しました。

 

仲居さん日記51

法事のお席でした。

御親戚のお集りの中に5歳と3歳のお嬢様方がいらっしゃいました。

可愛い盛りですね。

 

バイト先の子ども弁当を ”美味しい” と言って召し上がっておいででしたが、

 

     美味しそうにご飯を食べる女の子のイラスト

 

胃が小さいですものね。

食べきれずに、お二人で仲良く遊んでいらっしゃいました。

 

途中で、お祖母様とごいっしょにお二人ともにお手洗いにいらっしゃいました。

一旦、暖簾を出て頂いた先にございます。

戻っていらしたので、

”お帰りなさい”と申し上げましたら、

 

”オシッコいっぱい出たぁ!”

と、私に元気にご報告下さいました。

 

可愛い

 

思わず笑ってしまいました。

 

”それは良かったですね”

これ以外の言葉が浮かびませんでした。

 

 

大人の皆さんのお食事はまだまだ先がございます。

 

お父様に小声でご相談致しました。

 

”お嬢様方にはデザートにアイスクリームが付くのですが、お持ち致しましょうか?

 

でも、見ますと、まだお食事がだいぶ残っています。

 

”もう少し、召し上がって頂きたいですよね”

 

と、お父様がお声を掛けます。

 

”○○ちゃん、ちゃんとご飯たべなさい”

 

”やだ!お腹いっぱい”

 

”ご飯食べないと、デザートあげないよ”

 

”やだ!デザート食べる”

 

お姉様の方が、先にまた食べ始めました。

少し遊んでいたので、また、食べられるご様子です。

下のお嬢様も、食べ始めました。

 

さて、待望のデザートですが、子ども弁当にはバニラアイスが付きます。

ひと口召し上がって

”おいしすぎるぅ”

と、喜んで頂けました。

 

大人の方々のデザートもお出ししましたので、皆様の靴を揃えておりましたら、

”何してんの?”

 

”お靴を揃えています”

 

すると、お部屋の中から、”すみませんねぇ” のお声。

 

靴ベラを指して、

     靴べらのイラスト

 

 

”これ、なあに?”

 

”靴べらと言います。大人の方が靴を履かれる時に使います。

お帰りに伯父様方が使われるのをよく見て下さいね”

 

もう少し、お話したいところではありましたが、黒服さんにサボってると叱られそうですので、

バイバイ!と手を振って下がって参りました。

 

 

お子様を、育て、教育していくのは本当に大変だと思います。

でも、時々可愛いご様子を拝見できると本当に癒されます。

この数時間で口角が上がった感じが致します。

 

仲居さんというお仕事は、こういう楽しみもあるのです。

 

 

 

 

 

 

5月の着物コーデ~13日~14日

   ~縞の着物に帯2種

 

ポリエステルではありますが、プリントしたのではなく、縞模様を織り出している着物です。

渋めの光沢もあるので、えっ!ポリエステルなの?!と驚いて頂けることもあります。

村山大島の系統のように思います。

 

~13日

 

 

先日も締めた歌舞伎カラーの帯を選びました。

 

 

 

着物のグリーンに相性の良いオレンジ色の小物を合せました。

 

帯揚げに黄緑、帯締めに緑を持ってこようかと迷いました。

その方が、爽やかに装えるのではないかとも思いましたが、私は、このオレンジとの合せの方が好みです。

季節感というよりも、全体の色のバランスを考えました。

でも、これですと、秋にも同じ組み合わせになりそうです。

まあ、こうして迷うのも着物のコーデの楽しみでもあります。

 

 

~14日

 

縮緬の染の帯を合せました。

 

 

色々な季節の花々が描かれています。

松、菊、梅、笹、牡丹、桜、、、

中央に菖蒲もいます。一輪と、まだ堅い蕾です。

この菖蒲の存在で、今の時期にも相応しい帯となっています。

こういう帯が1本あると便利です。

 

 

 



着物の縞柄に紫が使われているので、小物類は紫系にしました。

帯や小物を選ぶときに、着物に使われている色を持ってくると間違いがないと思っています。

 

 



 

5月の着物コーデ~12日~13日

    ~絣柄の着物に帯2種

 

今回も、絣の柄をプリントしたポリエステルの着物です。

絣柄が好きな自分に気付きます。

 

 

~12日

 

先週は、大きな絣柄の着物を着ましたが、今日の着物の柄は細かいです。

ちょっと見では、ちゃんとした(織られた)絣のようです。

 

午後から雨の予報ではありますが、締めたい帯があります。

お茶の先輩から頂いた菖蒲の帯です。

 

 

 

地色は、青みを帯びたグレーです。

菖蒲が花輪になっている可愛いデザインです。

 

菖蒲の柄ですと、どうしても時期が限られてしまいます。

その方は、一度もご自分で締めることなく、私に下さいました。

 

お太鼓の柄は、上に持って行くほど若向き、下がるほどに年齢はあがると言われています。

真ん中辺りにする予定が、少し若向きになりました。ドンマイ!

 

 

小物類は、菖蒲の色合いから、ピンクの帯揚げと、紅白の丸組を選びました。

 

この帯ですが、生地は縮緬です。絹です。

絹の縮緬を濡らしてはいけません。悲しい程に縮みます。

 

帰りの時間の雨の予報に備えて、雨コート地で作ったコートを着ました。

 

 

アップにすると凝った織であることがわかります。

 

 

傘を広げた柄が織り込まれています。

こういう、誰も気づいてくれないかもぉ~みたいな細かい細工って、日本人らしいと感じます。

 

雨コートは別に持っています。

雨から着物を守るために裾までの長さがあります。

これが、ちょっと前こごみになったりすると、裾を踏みやすいのです。

今日のように、洗えるタイプの着物でしたら、帯を守るだけで充分です。

 

 

~13日

 

 

染の帯ではありませんが、この帯でしたら絣や紬に似合います。

礼装用の豪華な帯は、不釣り合いとなります。

 

 

母が仕立てたので、裾回しにえんじ色が使われています、

可愛い印象になると思います。

 

 

帯揚げは水色。

帯締めはピンクとブルーの丸ぐけです。

着物の端切れで母が作ったものです。

水に絵の具がとけたような柄です。