裏千家には、淡交会(たんこうかい)という、お勉強会があります。
各々の先生方に付いて学ぶ内に、どうしても手が変わってしまいがちです。
伝言ゲームのように。
淡交会には、裏千家は裏千家として、お家元様の教えを忠実に学んでいきましょう!
という、大切な意味があります。
今年、最初の淡交会です。
頂いているお許状によって、会員の種が異なるのですが、
私の場合は、年5回のコースになります。
今年こそ、全ての回に出席したいと思っております。
これまで、皆勤はないんです。
全休はありましたけど、、、
淡交会に着ていく着物を選ぶのは楽しいです。
バイト先には、洗える着物か、着古して、もうお余所行きにはしない着物しか着ていません。
好きな着物を選びましょう!わくわくです😊
選んだのは、これ!
付下げ小紋 と言われる物です。
ひとこしの縮緬です。
付下げ小紋というのは、全体的に小紋柄があって、更に、裾模様があるというものです。
これを選んだのは、小紋柄に 梅 があるからです。
他に、松 や つぼつぼ や ドット もあるのですが、梅の主張が強いです。
つぼつぼは、茶道では特別な意匠です。
三千家の紋は、このつぼつぼを3つ配置したデザインになっています。
それぞれ、少しずつ違います。
裏千家では、お茶名を頂戴すると、紋許といって、つぼつぼを自身の着物の紋にすることが出来ます。
帯は つづれ帯 を合わせました。
つづれ帯は、名古屋帯でも礼装に使えるという特別な帯です。
最近は、つづれ帯を袋帯に仕立てる方もいらっしゃると聞きます。
着物の模様は、縫い目を挟んでも繋がっていて、絵羽模様のようであり、
でも、控えめな感じで四季の花々が染められています。
< 桜 >
< 牡丹と紅葉 >
< 菊 >
< 椿 >
帯揚げは、薄いオレンジの絞り