母と私の着物ぐらし

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茶道

2月の着物コーデ~淡交会(裏千家)

裏千家には、淡交会(たんこうかい)という、お勉強会があります。 各々の先生方に付いて学ぶ内に、どうしても手が変わってしまいがちです。 伝言ゲームのように。 淡交会には、裏千家は裏千家として、お家元様の教えを忠実に学んでいきましょう! という、…

歩々庵だより2~2024年2月の茶事その1

2月初めのお茶事に向かって準備中です。 1,濃茶はどうしましょ コロナ禍で、濃茶の回し飲みをしなくなりました。 お家元も各服点を推奨しておられます。 実は、初めて濃茶を頂いたときには、一椀のお茶を皆さんで頂くという作法に驚きました。 というか、…

10月の着物コーデ~うす紅葉の小紋

久しぶりに、お茶のお勉強会に行ってきました。 裏千家では、淡交会(たんこうかい)というものがあって、業躰(ぎょうてい)先生が、お家元のご名代としてご指導下さいます。 と、いっても私などは、客席から暢気に見学するだけなのでお気楽です。 このところ…

歩々庵だより~2023年4月の茶事その5

私なりに頑張って、懐石をご用意いたします。 懐石メニュー 味噌汁 よもぎ麩 しめじ 辛子 生麩って、普段はあまり使わないのですが、お茶事ですと選んでしまいます。 使い勝手も良いですし。 お味噌は、京都の白みそに秋田のみそを少し混ぜました。 真冬は白…

歩々庵だより~2023年4月の茶事その4

私の場合は、お茶事の準備は掃除から始まります。 普段、手を抜いているので、それはもう、せっせとしなければなりません。 でも、普通は、趣向を考えると言いますか、その日のテーマを決めることからスタートします。 つまりは、お道具組です。 会 記 寄付…

歩々庵だより~2023年4月の茶事その3

歩々庵での、茶事の流れです。 寄付で白湯 寄付で、白湯を召し上がって、露地の蹲(つくばい)の代わりにおしぼりを使って頂き、席入となります。 白湯と言いましても、これまでは香煎をお出ししていたのですが、今回は黒豆茶にさせて頂きました。 香煎は塩…

歩々庵だより~2023年4月の茶事その2

昨日、15日(土)に我が家でお茶事をしました。 ひどい雨の中、お出で下さったお客様には心より感謝申し上げます。 反省点も数々ありますが、お陰様で準備段階からずっと楽しませて頂きました。 我が家は、ごくごく小さな家です。 そこに念願の炉を切った…

歩々庵だより~2023年4月の茶事その1

健康寿命などということを考えるようになりました。 自分の体が、自由に動けるうちにしたいことをしておかなければなりません。 コロナ禍で、ずっと諦めていたお茶事ですが、久しぶりにしょう!と決意しました。 でも、お茶事は、私が決意しただけではどうに…

柏餅でお抹茶

母との散歩中もキョロキョロと和菓子屋さんを探しておりますが、無いですねぇ。 私の町は、お正月などには<七福神めぐり>が出来るほど、お寺さんが多いのです。 いわゆる寺町には、一軒くらい生菓子を作ってくれるお店があってもよさそうですのに、、、 先…

心に残る言葉~お茶の先輩Oさんの言葉~お若い方にして差し上げて

お茶の先輩Oさんは、母と同い年。 お子様がいらっしゃいません。 なので、初めて、お歳を伺った時に、”母と同じです” と申し上げたら、 ーーーあらぁ~こんな大きな子いらないわぁ~ と、心の声が聞こえました。 いつまでもお嬢様のままのような、可愛らしい…

主菓子 ~ 心惹かれるその名(めい) 初夏から冬へ ~

hohoan.hatenablog.com お菓子の季節を初夏へと進めます。 五月初めには、端午の節句があります。 桜はとうに散ってしまいましたが、あやめ、かきつばた、あじさいなども咲いて参ります。 梅雨が来て、蛍の季節にもなります。 若武者 兜の形で ”若武者” と名…

主菓子 ~ 心惹かれるその名(めい) 新年から春爛漫へ ~

お茶事の亭主の一番の楽しみは、お道具組です。 先ずは、テーマを決めて、それに向けて、手持ちのお道具を選び、時には、自分のご褒美として新しいものを求め、組み立てていきます。 何といっても、大切にしたいのは季節感です。 そこで大活躍してくれるのが…