長く着物を着ていますと、帯結びもさほど苦でもなく、、、
なので、作り帯などに全く興味が無かったのですが
少ない生地で、しかも
直線縫いだけで 作れることに楽しみを見つけてしまいました!
で、今回は、これ!
母の紬の着物をほどいたもので、既に、八掛が傷んでしまった着物に使ったので、余っているのは襟とか、衽(おくみ)とか、幅を半分に切ってあるものが残っているだけです。
お太鼓の幅には足りませんが、胴に巻く部分には調度よいようです。
さて、お太鼓をどうしましょう。
真ん中でつないで、縫い目をごまかすために何かをあしらうとか、、、
使わないまま放置されている刺繍の半衿を繋いだらどうでしょう?
色も合うし、可愛いかも
若い頃、浴衣に使っていた半幅帯を裏に使います。
お太鼓の中に折り返す部分は、紬の生地を使って
お太鼓には帯芯を入れました。
半衿を使った部分は、もう少し端に寄せたかったのですが、ちょっと中途半端かも、、、
そこを気にして、縫い直す性格ではありません。
まっいっか!
締めてみました。
前姿
そして、後姿
帯を変えると、着物も新鮮に着ることが出来ます。
作るのも楽しい!
着ても楽しい!
これで、バイトにも行きました。
早速、先輩にご報告。
”この帯、作ったんです!”
焼き芋発言のUさん
*注 焼き芋発言とは、私の葉っぱの柄の帯を、焼き芋ぉ?とおっしゃったこと
”ええええ、作ったの?いいじゃない?”
”使わない半衿を間に繋いだんです”
Uさん
”へぇ~いいよ。可愛い。あっ、でも前にも柄があるともっと良かったね”
おっしゃる通り!