早い物で1月の着物コーデもこれが最終です。
次回は2月となります。
~26日
母のお下がりの紬です。
なにせ寒いので着心地の少しでも暖かいものを!と選びました。
これは縫いかえるときに、母が別の着物(小紋)の表地を八掛(裾回し)に使ったので暖かいのです。
表地の方が生地が厚いですから。
古くなった小紋を裾回しに使うのが好きです。
歩く度に翻って結構目立ちます。
先週から、どれにでも合わせやすいので締めている帯ですが、とりわけ、この着物には合うように思います。
帯の柄に使われているブルーと着物の地色が引き合います。
帯揚げはオレンジの縞に合せました。
帯締めは着物のブルーに寄せました。
母お手製の丸ぐけです。
~27日
東京も午後には雪の予報が入っていたので、洗える着物にしました。
久々にポリエステルの着物を着ると、肩の辺りの馴染みが悪いのが気になります。
絹は体に添ってくれるんですよね。
母は新舞踊を教えておりましたが、舞台の時に、絹の着物の方が踊りそのものが上手に見えると良く言っていました。
私のような仲居さんというお仕事で、絹の着物を着る人は0に近い程に少ないと思います。
確かにお客様から下げた天つゆをこぼしたら終わり😱😱😱って感じですが、タンスの肥やしにしておくよりは、好きな着物を楽しもう!と決めています。
袋帯です。
お太鼓のあげる場所によって雰囲気が変わる帯ですが、着物の茶色を意識して赤い部分が出るようにあげました。
帯揚げは母お手製の丸ぐけです。
この着物の端切れではないのですが、色合いがそっくりです。
~28日
結城紬です。
お茶の先輩Kさんから頂きました。
男物に仕立ててもよさそうな結城に可愛らしいピンクの八掛を付けてあります。
この帯もKさんに頂きました。
名古屋仕立てのろうけつ染の帯です。
”この着物には、この帯を締めてね!” と、おっしゃっていました。
確かによく似合います。
<ほんの普段着>のジャンルに、本当のおしゃれをなさのがKさんという方です。
帯に使われている茶を活かしたかったのですが、茶のぼかしの帯揚げは色合いが淡過ぎました。
帯締めは着物のブルーがかったグレーに寄せて、ブルーから白へと変わる丸組を合せました。
この帯締めは、お茶の先輩のOさんのお姉様が組んで下さったものです。
私の着物ぐらしは、色々の方に助けて頂いております。
幸せです。