1月と言っても、月末近くになると、おめでたいという装いも意識しなくなります。
意匠としての梅や椿は気なるところです。
~20日
紅型の着物がどうしても欲しくて、買ってもらったこの着物。
縮緬です。
好きすぎて、八掛の裾が切れて、2度も切り上げています。
でも、元々、切り上げることを前提に、母が長く仕立ててくれていたので大丈夫です。
縮緬は水がはねると縮んでしまうので、普段着向きではありませんが、派手になってしまう(なってしまった?)ので、もう、どんどん着てしまおうと思います。
四季の花々が染められ、季節を選ばない着物です。
小物はオレンジを選びました。
~21日
大島紬です。
この着物は、鹿児島にツアーで旅行をしたときに立ち寄った<都喜エ門>の織元で母が求めたものです。
柄や色を繊細に織り出しているのが、いかにも<都喜エ門>って感じです。
短い時間でトイレ休憩も兼ねていたのに、<特売コーナー>を見つけて、必死に選びました。
実は、私の物も選んでよいと母は言っていたのです。
ところが、母が ”ねえ、見て見て!どっちがいいかなぁ?” とか私に話しかけるので、私は自分の反物を選ぶ時間がなくなってしまったのです。
お会計の時に、”あれ?お前のは?”って。
”だからぁ、お母さんが、いちいち相談するから自分のを選ぶ時間がなかったんですぅー”
でも、今は、こうして私が着ています。
母がお気に入りだった塩瀬の帯です。
モダンな感じで椿が描かれています。
帯揚げはピンクと赤紫のぼかし。
帯締めは藤色を合せました。
~22日
男物の結城を母に直てもらったものです。
無地なので、かえって光沢を感じられます。
松葉仕立ての名古屋帯です。
これはポリエステル。
母に ”その帯じゃ着物が可哀想”と言われましたが、可愛い感じにまとまったのではないでしょうか。
帯揚げはクリーム色。
有名なユーカラ織ではないようです。