母と私の着物ぐらし

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11月の着物コーデ~結城紬と大島紬

仕事で着ると汚れるからなぁ、、、

 

でも、タンスの肥やしにしておくものなぁ、、、

 

どっちが勿体ないのかなぁ、、、いつも悩んでいます。

 

 

結城紬

 

<その1~袋帯と合わせる>

 

紬は、比較的水にも強いので、バイト先にも着ていきます。

 

これは、結城紬

 

母ぐらいの年齢のお客様に

”それ、結城でしょ。すぐに解ったわぁ~。素敵ね”

と、言って頂いて、嬉しかったです。

 

地味なようで、独特のつやがあります。

大好きです♡

 

 

柄は、大きな葉のようです。

 

袋帯を合わせました。

 

紬は、普段着(おしゃれ着)です。

なのに、袋帯

 

この袋帯は、礼装には使えないタイプの、普段使いの帯です。

あえて、長く織って、袋帯にしてあるところがミソなんです。

 

こうして、紬に合わせると、装いの格が上がります。

 

この帯は紬から訪問着まで幅広く使うことが出来ます。

ただし、結婚式や、入学式、七五三のお付き添いなどには不向きです。

 

小紋に合わせれば、名古屋帯よりも装いの格が上がります。

 

付下げや訪問着に合わせると、西陣などに比べて、格は落ちますが、それだけに仰々しくなく、ちょっとしたお出かけにピッタリな装いとなります。

 

 

母の仕立てなので、八掛に可愛い色を使ってくれています。

 

この帯は、お太鼓に出る場所によって印象が変わります。

ちなみに前回も使っております。

 

 

 

<その2~染めの名古屋帯を合わせる>

 

着物は、織りよりも染め

帯は、染めよりも織りが格が上です。

 

織りの着物である結城紬と、染めの名古屋帯は、同じチームの仲良し。

ピッタリの装いと言えます。

 

 

羽織をリメイクした作り帯です。

 

 

羽織では、ほとんど着たことがなかったのですが、こんな形で出番がきました。

 

どんな色にも合いそうです。色々、試してみたいです。

 

 

大島紬

 

<その3~塩瀬の帯を合わせる>

 

母と九州旅行に行った時に、都喜ヱ門の織り元がコースに入っていて、そこで求めた物です。

お買い得品のコーナーで、短い時間の中で、二人で必死に色々見比べて、これ!にしました。

 

実は、私のも買ってもらえるはずだったのですが、母がいちいち私に相談してくるので、私は自分の物を選ぶ時間が無くなりました。

 

いいんです。母の物は、全て私の物なのですから。

 

都喜ヱ門は、大島紬の伝統を守りながらも、新しい図案を考えた方です。

 

 

塩瀬の帯を合わせました。

 

織りの着物に染めの帯という定番です。

 

 

母もお気に入りだったので、裾がすり切れました。

歩く度に擦れますからねぇ。

 

古い着物を八掛に使って、母が直してくれました。

 

着物って、こうして手入れして長く着るものなんですよね。

 

そういうこと、全部母にお任せだったので、母の目が悪くなってしまい、困っております。