母と私の着物ぐらし

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4月コーデコーデ~さくらの小紋に帯2種

母のお下がりです。

 

桜だからといって、ピンクではなく、紫を基調にしているところが気に入っています。

 

 

<その1> 袋帯と合わせる

 

 

小紋に、袋帯を合わせますと、名古屋帯よりも、装いの格が上がります。

とはいえ、この帯は、金糸こそ織り込まれていますが、礼装に向いているとは言えません。

普段使いに重宝な帯です。

 

表は、オレンジ、クリーム、藤色の縞に、全体に金糸で芝草があります。

帯の裏地は藤色になっています。

その藤色が、紫系の着物に合うよぉ~って、教えてくれている気がするのです。

 

コーデに迷った時は、着物に使われている色の中から、帯の色を選んだり

八掛の色と合わせることもあります。

 

 

 

 

 

帯揚げは、本来の桜の色を意識して、ピンク

 

帯締めは、水の流れを連想させる着物の柄に合わせて、流水模様の小紋で作った丸ぐけを合わせました。

 

着物に、少しだけ使われている水色も意識しています。

 

 

<その2> 紫系の名古屋帯

 

 

前は、水の流れを思わせる柄

 

 

お太鼓の柄は、年若いほど上の方へ、年齢を重ねたら下げていくのですが

今回は、帯が長くて処理が面倒でしたので、若作りにしてしまいました。

 

この花なのですが、実は、藤です。

母の流派の揃いの帯なので、水は川、花は藤を表しています。

 

ただ、この花、何?って、よく聞かれます。

デザイン化されているので、着物の桜とケンカしないのではないかと思います。

 

色合いで選びました。

 

 

全体的に、紫系でまとめようと思ったので、小物も紫を選びました。

 

帯揚げは、赤紫

 

帯締めは、紫、緑、薄茶の丸組です。

長いので、藤結びにしました。