母と私の着物ぐらし

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歩々庵だより2~2024年2月の茶事その6

今回のメニュー

 

お出しするだけで、精一杯。

いつも写真を忘れてしまいます。

 

向付

 

定番の鯛の昆布〆

 

 

味噌汁

 

季節によって白味噌赤味噌を混ぜて行くのが正当ですが、

その塩梅は難しいです。

 

今回は、極寒の時期と言うこともあり、白味噌だけの味噌汁に致しました。

 

大根を亀甲に切って、小豆をのせました。

 

小豆は邪気を払う と言われています。

赤い色がその理由のようで、赤は、太陽や火、血といった生命を象徴する色なのだそうです。

 

煮物碗

 

海老真丈に、結んだ三つ葉をのせ、手前に梅の生麩

吸い口に柚

 

 

焼物

 

鰆の西京味噌

 

 

預け鉢

 

 

車麩

椎茸

鶏肉団子(豆腐、椎茸、占地、人参)

 

 

強肴

 

ひじきの白和え

 

ここで預けとっくりを持ち出し、お酒好きなお客様に十分楽しんで頂きます。

この時期なので、お燗のお酒です。

 

襖を閉めて、亭主もお相伴の時間です。

 

八寸

 

数の子 菜の花の辛子和え

 

 

湯斗と香の物

 

先日作ったお焦げもどきを使いました

 

hohoan.hatenablog.com

 

そして、

 

折敷を下げます。

利休形(正方形)では無く、私の好みで半月盆を使っています。

 

 

歩々庵は、懐石が済むと、中立ちをして頂きます。

 

本来は、主菓子を召し上がって頂いてからの退席となりますが、

日頃、濃茶の直前にお菓子を召し上がって頂くために、後座でお出ししています。

 

 

初釜の着物コーデ

 

ここで、本日の着物をご披露させて下さい。

 

色無地一つ紋です。

 

 

 

先日もお話致しましたが、お茶の先輩Oさんから、反物で頂いて、母が仕立ててくれたものです。

 

今回、仕立て下ろしです。

 

帯は、やはりお茶の先輩のkさんから、というか、Kさんのお嬢さんから頂いた袋帯です。

 

蜀江紋に四季の花が刺繍されていて豪華!

季節を選ばない使いやすい帯です。

 

 

 

つづく