母と私の着物ぐらし

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自宅で茶事

歩々庵だより2~2024年2月の茶事その7

後座は、お軸を外して、花に変わります。 若水 を汲むイメージで、釣瓶 を花入れに使いました。 椿は1輪で良かったですね。 ここを、決断できない私。 ネコヤナギのように見えるのは、白木蓮の蕾です。 会記 令和六年 二月三日 初釜 寄付 令和六年元旦 伊興…

歩々庵だより2~2024年2月の茶事その6

今回のメニュー お出しするだけで、精一杯。 いつも写真を忘れてしまいます。 向付 定番の鯛の昆布〆 味噌汁 季節によって白味噌と赤味噌を混ぜて行くのが正当ですが、 その塩梅は難しいです。 今回は、極寒の時期と言うこともあり、白味噌だけの味噌汁に致…

歩々庵だより2~2024年2月の茶事その5

炉の時期(11月~4月)は、お部屋を暖める都合もあり、 先ずは炭手前をさせて頂きます。 今回はY氏が写真を撮って下さったので、とても良い記念になりました。 ありがとうございます ところが、どっこい とんだ火消し組で、全く火が熾きません。 今回、…

歩々庵だより2~2024年2月の茶事その4

3日(土)お天気にも恵まれ、自宅での茶事を楽しみました。 今日の雪景色を見ますと、本当にラッキーだったと思います。 お客様も、お帰りには、またね!とおっしゃって下さったので、ほっとしております。 いつもはサボりがちなお料理ですが、茶事の時だけ…

歩々庵だより2~2024年2月の茶事その3

母が踊りの先生を引退してから、本当に人様がお出でにならない家になりました。 コロナ以来、母が人との接触を望まないこともありますが 祖母が、よく 人の来ない家はダメ!と、言っていたのを思い出します。 そんな中の、お茶事 まっ、いっか、どうせ誰も来…

歩々庵だより2~2024年2月の茶事その2

お茶事のためのお道具組は楽しいです。 地味ですが、その他の備品(?)の準備も大切です。 1 先ずは、お抹茶ですが 今どきは、インターネットで注文できるので 濃茶に相応しいちょっと高級なお抹茶と、お薄用を注文します。 お抹茶には、名が付いています…

歩々庵だより2~2024年2月の茶事その1

2月初めのお茶事に向かって準備中です。 1,濃茶はどうしましょ コロナ禍で、濃茶の回し飲みをしなくなりました。 お家元も各服点を推奨しておられます。 実は、初めて濃茶を頂いたときには、一椀のお茶を皆さんで頂くという作法に驚きました。 というか、…

可愛い主菓子見つけました!でも、、、

お茶事をするたびに、京都のお菓子屋さんの主菓子を予約します。 もちろん、美しくて、美味しいです。 でも、その日に京都から東京に運ばれてくるものなので、何かのアクシデントで届かないなんてこともあるのかな?と、いつも不安です。 自分で作るのが、最…

歩々庵だより~2023年4月の茶事その5

私なりに頑張って、懐石をご用意いたします。 懐石メニュー 味噌汁 よもぎ麩 しめじ 辛子 生麩って、普段はあまり使わないのですが、お茶事ですと選んでしまいます。 使い勝手も良いですし。 お味噌は、京都の白みそに秋田のみそを少し混ぜました。 真冬は白…

歩々庵だより~2023年4月の茶事その4

私の場合は、お茶事の準備は掃除から始まります。 普段、手を抜いているので、それはもう、せっせとしなければなりません。 でも、普通は、趣向を考えると言いますか、その日のテーマを決めることからスタートします。 つまりは、お道具組です。 会 記 寄付…

歩々庵だより~2023年4月の茶事その3

歩々庵での、茶事の流れです。 寄付で白湯 寄付で、白湯を召し上がって、露地の蹲(つくばい)の代わりにおしぼりを使って頂き、席入となります。 白湯と言いましても、これまでは香煎をお出ししていたのですが、今回は黒豆茶にさせて頂きました。 香煎は塩…

歩々庵だより~2023年4月の茶事その2

昨日、15日(土)に我が家でお茶事をしました。 ひどい雨の中、お出で下さったお客様には心より感謝申し上げます。 反省点も数々ありますが、お陰様で準備段階からずっと楽しませて頂きました。 我が家は、ごくごく小さな家です。 そこに念願の炉を切った…

歩々庵だより~2023年4月の茶事その1

健康寿命などということを考えるようになりました。 自分の体が、自由に動けるうちにしたいことをしておかなければなりません。 コロナ禍で、ずっと諦めていたお茶事ですが、久しぶりにしょう!と決意しました。 でも、お茶事は、私が決意しただけではどうに…