東京の端っことはいえ、母が女手ひとつで建ててくれた家に住まわせてもらっています。
文句の言えた立場ではありませんが、築40年近くになります。
古い家です。
先日、電気の検診にいらした方が、我が家のブレーカーを見て、
”ええええーーーこんな古いの見たことない。取り換えないと危ないですよ!”
と、言ったらしいのです。(私はバイトで留守でした)
不信感が芽生えます。
高齢者が一人の時に、家の中まで上がって、脅しともとれるその言い方。
だいたいブレーカーを買い替えるって聞いたことがありません。
でも、危険と言われると気になります。
東京電力さんに電話をしてみたところ、やはり、あまり古いバッテリーには問題があるそうです。
本来の働きではない時に落ちたりすることがあるそうです。
それが、度々になっていくとのことでした。
パソコンとかが気になります。
でも、東電さんは、変えた方が良いとかは言わないのだそうです。
家の中の設備は、全てお客様の責任でお願いしますとのこと。
んんんんんんんんんんんんんんんん
おっしゃることはわかります。
家電であれば、古い冷蔵庫を買い替えた方がいいですか?と、東電さんには聞きませんものね。
でも、ちょっとモヤモヤします。
もう少し、便利だけれど、危険も伴う目には見えないものを商っていらっしゃるのですから、無知な私に愛の手を差し伸べて下さっても良いのでは、、、とは思います。
でも、仕方がないので、次の策を。
ご近所さんに元小学校の理科の先生がいらしゃいます。
仲良くさせて頂いております。
そうそう!真白き芍薬の花を下さった方です。
伺ってみました。
”バッテリーって変えるものなんですか?古くて危ないって言われたんですけど。”
”ああ、うちも随分変えてないなぁ。”
”えっ!ああ!やはり変えるものなんですね。知らなくて。”
先日の点検の人の話になりました。
先生のお宅では中には入らなかったそうです。
母は、可愛い女の子だったと言っていますが、いつも穏やかな先生ですが、その人にあまり良い印象は持たなかったとおっしゃいます。
先生は、バッテリーにも確かに寿命はあるけれど、慌てることはないとのことでした。
実は、先日、一度だけ原因不明でバッテリーが落ちたことがあるのです。
決めました!
替えましょう!
今替えれば、死ぬまで大丈夫!でしょう!
困った時はご近所のN商店さんにお願いしています。
もはや我が家担当のおじさんもいます。
元々はプロパンガスのお商売をなさっていたのですが、都市ガスに変わっていく中で、電気工事、水道工事など、色々と手がけていらっしゃいます。
すぐに来て下さって、やはり慌てることはないとおっしゃっていましたが、私は替える気持ちになっていたのでお願いしました。
一つ問題があって、ブレーカーの横にリフォームで棚を付けてしまったので、今と同じ大きさの物でないと設置出来ません。
あと、同じサイズの物があったとして、ギリギリまで棚があるので、工事が出来るかどうかも心配でした。
綺麗に取り付けて頂きました。ホントぎりぎり。
古いものは、中が錆びていたそうです。
やはり替えて良かったです。
生活するって、日々、色々なことがおきますね。