男物を直した白大島の単衣に
魚を描いた麻の帯
以前、忘れられないお客様Aさんのことを書かせて頂きました。
Aさんは、お着物がお好きで、私の先生のお茶会にも羽織袴でいらして下さいました。
どこかの宗匠とも見える風格で(見た目だけ)皆さんが、頭を下げて通られるのがおかしかったです。
Aさんのお着物も何枚か頂いています。
その男物の紬を、母が、女物に直してくれています。
無地に見えますが、細かい絣柄です。
お茶の先輩Kさんに頂いた麻の帯です。
泳ぐ魚と網が描かれていて、大漁の予感がします。
帯揚げはグリーン。
帯締めは濃いグリーンと、茶色がかった緑が組まれたものを選びました。