母と私の着物ぐらし

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10月の着物コーデ~単衣3パターン

あんなに暑かったのに、急に寒くなりましたね。

 

本格的に衣更えをしないといけませんが、急な変化に準備が間に合いません。

 

と、いうことで先週も単衣を着ました。

 

 

その1 ~ 綸子の小紋に、自作の作り帯(元名古屋帯

 

擦れてしまった名古屋帯を作り帯にしたのを、先日ご報告致しました。

 

hohoan.hatenablog.com

 

あの時、ボディに着せていた着物を着てみました。

 

 

紫に黄色って、和の色合わせとしては定番です。

助六の衣裳もそうです。彼の黄色の足袋が粋なんですよね。

 

 

作り帯と言っても、私が作るのは、胴とお太鼓の部分を分けてあるだけなので、柄の出具合を変えることが出来ます。

 

前回は、意識しなかったので、

 

 

違う色合いの丸い柄が出会ってしまいました。

これでは、ちょっと変!

 

なので、今日は、円形の柄がぶつからないように調節しました。

 

 

小物類は着物の色合いを大切に、紫を選びました。

 

 

その2 ~ 白地に茶の小紋に、刺繍の名古屋帯

 

先週も着た着物ですが、帯を変えてみました。

 

 

ちなみに先週は赤い名古屋帯を合せています。

 

 

同じ名古屋帯でも、金糸が使われていたり、刺繍があったりすると格が上がります。

 

 

帯の刺繍には、菊、萩、撫子、時々紅葉もあります。

この色合いと柄なので、秋用の帯として織られた物だと思います。

 

 

小物はグリーンを選びました。

 

 

その3 ~ 辛子色の小紋に、色付いた葉の名古屋帯

 

 

単衣は6月と9月のふた月の出番があると思いきや、色合いや柄を考えると、6月だけにしか着られない着物や、逆に、9月だけに限られる着物があります。

 

この辛子色などは、9月の終わり(猛暑の昨今は10月の半ば頃まで)に相応しい色合いです。

 

好きな着物なので、

ああ、これ、着なくちゃ!

次は、袷を着ることになると、来年まで出番が無くなってしまうぅ~

 

という感じで、季節に追われるように着物を選ぶことは良くあります。

 

 

御太鼓を上げ直して、柄を合せました。

その甲斐があったようです。

 

赤い地色も、色づいた葉も、今からの時期に合う帯だと思います。

 

大好きなお茶の先輩Oさんから頂いた、大好きな帯です。

 

このお気に入りの帯を、バイト先の先輩が

”何?これ?焼き芋?” って。

 

”やだぁ、葉っぱです!” 抵抗するほほあん。

 

”紅あづまかと思ったよ”

 

楽しい&頼りになる先輩です。

 

 

 

グリーンがかった水色の小物を合せました。

 

丸ぐけは、つなぎ目にビーズをあしらってあります。

長いので藤結びにしてあります。

 

バイト先では、着物のことをうるさく言う人が居ないので、仲居さんでも、こんな感じで大丈夫です。