母と私の着物ぐらし

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7月の着物コーデ~薄物3種

<その1>

 

ポリエステルですが、極々細い糸で織られているので、涼しく着ることが出来ます。

 

平織りの部分もあるのですが、縦にも横にも隙があります。

 

ぶどう棚に青々した実が付いているのを見かけます。

 

この着物の柄も、葡萄=紫では無く、熟す前の青い葡萄を連想して頂けると

涼しげな柄と感じて頂けると思います。

 

 

 

 

 

アップにすると、夏大島を模して染められたのかなぁって感じ。

 

帯は、黒と相性の良い水色を選びました。

平作りの名古屋帯です。

帯揚帯締めは、反対色のオレンジを合わせました。

 

 

<その2>

 

ポリエステルですが、訪問着です。

肩から襟に柄が続いていないので、付下げ訪問着というところでしょうか。

 

 

普通、仲居さんは、付下げは着ないのですが、バイト先はうるさい人が居ないので、自由にさせてもらっています。

 

 

後ろ姿を見ると、裾模様が背縫いを挟んでも繋がっています。

絵羽模様といって、訪問着の特徴となります。

 

仕立てるときに柄合わせをしなければなりません。

前姿の、前身頃と衽も柄合わせが必要です。

なので、訪問着の仕立代は、小紋よりも高くなります。

面倒くさいですもんね。

 

これは母が仕立てたものです。

 

帯は、松葉作りの名古屋帯です。

名古屋帯にも色々ありますが、金糸銀糸が使われているこの帯でしたら

こうして訪問着にも合わせることが出来ます。

 

実は、しっかり者のMちゃんが、今年、この帯とそっくりさんを買ったので

訪問着にも締められるよ!って教えたくて、この着物を着たと言うわけです。

 

着物好きの若い子には、頼まれないのに色々教えたくて、お節介なほほあんです。

でも、Mちゃんは

”勉強になります!”って言ってくれるので、ま、いっか。

 

 

芝の柄ですが

縁がヨレヨレしているのがありますでしょ。

雪輪の輪郭の一部を持ってきたような、、、

 

     雪輪文様 フリー に対する画像結果

        <ネットからお借りしました>

 

これ、雪輪取りっていいます。

 

小物は、ベージュ地の着物に、藍色の芝が印象的な柄なので

ブルー系を持ってくるのが普通かなと思います。

濃い色にして、ぼやっとした全体を締めたつもりです。

 

 

<その3>

 

綿とポリエステルの交織です。

これ、涼しいです。

 

上布(本来は麻100%)風です。

 

 

水色と銀の色合いが涼しげな名古屋帯をヘビロテです。

 

 

 

 

帯揚げは、着物の淡い縞の色と同じく藤色

 

帯締めは、白とピンクのレース組です。