母と私の着物ぐらし

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6月の着物コーデ~単衣(洗える着物)に夏帯を合せる3パターン

その1~紬風の単衣に絽の帯

 

 

ポリエステルですが、紬風な肌触りで、プリントではなく、柄も織り込まれたものです。

水色ということもあり、6月に着ることの多い着物です。

 

 

織の着物には、染の帯!

ということで、塩瀬風の名古屋帯を合せました。

この帯もポリエステルです。

 

帯を洗うことは滅多にしませんが、この帯を昨年の秋、洗ってみました。

すごいですね。全く問題なしです。綺麗になりました。

 

何本か、明らかにポリエステルの帯を洗ったのですが、紗のように織られた帯は、縮みました。

締められないほどではありませんが、、、

 

 

帯揚げは淡い水色

帯締めは、水色だとボケた感じになるので青にしました。

 

 

その2~ツユクサ?の単衣に紗の帯

 

 

この着物も、ポリエステルにしては柔らかく、光沢まで絹に寄せているので気に入っています。

 

 

紗の名古屋帯なのですが、垂れに皺がぁ~

でも、大丈夫!これは、帯の下に手を入れて、延ばせば解決!です。

夏帯は薄いので、こういうこともあるんですよね。

気を付けたいです。

 

織が粗いので、裏の糸が透けて見えて解かり辛いのですが、露芝の柄です。

 

 

隠れていますが、帯揚げも帯締めも水色を合せました。

 

この着物の花柄、何の花か定かでは無いのですが、この時期に着ていると、ツユクサ?って聞いて下さいます。

 

 

その3~竹の単衣

 

 

単衣の時期は6月と、9月

初夏と初秋という正反対の季節になるので、同じ単衣の時期ではありますが、両方に着る着物は意外に少ないです。

そんな中、竹は時期を問わないので、重宝している着物です。

母のお下がりです。

 

 

帯は、縦糸も横糸も、時々抜いているような織になっています。

 

 

着物の色がグレーに少し紫がかった、藤色に近い色なので、小物は紫を選んでみました。

帯揚げは、絽縮緬に染があるもの。

帯締めは、絽の端切れで母が作った丸ぐけです。

ビーズは、布のつなぎを隠すためにあしらいました。

夏は一段と着物人口が減るためか、夏物の小物ってお高いんです。

そんな中、母のお手製はありがたいです。