雨の心配は無さそうなので、一越を選びました。
お茶の先輩に頂いた着物です。
その方のお母様のお仕立てと伺っています。
私の身長は１５６ｃｍ。
小柄な方でしょうか。まあ、普通ですね。
不思議なのは、母も同じ背の高さなのに、母は大柄と言われます。
体の厚みも、人生の厚みも違いますので、自ずと風格が違うということでしょう。
この普通の体系でラッキーなのは、頂いたお着物を手直しせずに着せて頂けることです。
その先輩は ”母に仕立ててもらった着物は着やすいのよね” と、おっしゃって、
愛おしそうにお着物にお別れをなさって、私にお手渡し下さいました。
着物は、特に季節を選ばない柄です。
茶の地に菊の刺繍の帯で秋らしい装いにしました。
この帯は、芯を入れないで仕立てたので、とても柔らかくて締めやすいのですが、お太鼓の揚げ方が少し偏ると形がゆがんでしまいます。
今日は真っすぐ揚がったようです。
着物の裾回しにグリーンが使われているので、小物はグリーンにしました。
先日からウールのコートにしました。
これはウールの着物を母がコートに直してくれたものです。
