母と私の着物ぐらし

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5月の着物コーデ~12日~13日

    ~絣柄の着物に帯2種

 

今回も、絣の柄をプリントしたポリエステルの着物です。

絣柄が好きな自分に気付きます。

 

 

~12日

 

先週は、大きな絣柄の着物を着ましたが、今日の着物の柄は細かいです。

ちょっと見では、ちゃんとした(織られた)絣のようです。

 

午後から雨の予報ではありますが、締めたい帯があります。

お茶の先輩から頂いた菖蒲の帯です。

 

 

 

地色は、青みを帯びたグレーです。

菖蒲が花輪になっている可愛いデザインです。

 

菖蒲の柄ですと、どうしても時期が限られてしまいます。

その方は、一度もご自分で締めることなく、私に下さいました。

 

お太鼓の柄は、上に持って行くほど若向き、下がるほどに年齢はあがると言われています。

真ん中辺りにする予定が、少し若向きになりました。ドンマイ!

 

 

小物類は、菖蒲の色合いから、ピンクの帯揚げと、紅白の丸組を選びました。

 

この帯ですが、生地は縮緬です。絹です。

絹の縮緬を濡らしてはいけません。悲しい程に縮みます。

 

帰りの時間の雨の予報に備えて、雨コート地で作ったコートを着ました。

 

 

アップにすると凝った織であることがわかります。

 

 

傘を広げた柄が織り込まれています。

こういう、誰も気づいてくれないかもぉ~みたいな細かい細工って、日本人らしいと感じます。

 

雨コートは別に持っています。

雨から着物を守るために裾までの長さがあります。

これが、ちょっと前こごみになったりすると、裾を踏みやすいのです。

今日のように、洗えるタイプの着物でしたら、帯を守るだけで充分です。

 

 

~13日

 

 

染の帯ではありませんが、この帯でしたら絣や紬に似合います。

礼装用の豪華な帯は、不釣り合いとなります。

 

 

母が仕立てたので、裾回しにえんじ色が使われています、

可愛い印象になると思います。

 

 

帯揚げは水色。

帯締めはピンクとブルーの丸ぐけです。

着物の端切れで母が作ったものです。

水に絵の具がとけたような柄です。