例年、10月に入っても袷を着る気持ちにならないほど暑いので、今年も半ばくらいまでは単衣でもいいかなぁと思っていました。
当然、この連休は単衣を着る予定でした。
が
寒くて、ビックリ!
着物の入れ替えは、完全には済ませていないのですが、出ている袷を取り合えず着た今週です。
~6日
88年ぶりの気温の低さとも知らず、この日は単衣。
絹とポリエステルの交織の紬です。
母の寸法なので、着物の幅が広いです。
背中心は、当然のことに合せるのですが、腰回りがぶかぶかになるとおかしいので、上前をいい感じに納めると、下半身はずれてしまいます。
仕方ないと思っていましたが、これだけズレると目立ちますね。
自身の寸法になっていれば、背中心と同じく、帯から下も背縫いが中央に来るはずです。
仕立て直しは、大変な作業なので、ごまかして着ておりますが、やはり、寸法というのは大切だと感じます。
今日のお太鼓のあげ方は、柄の繋がりが上手く行きました!
実は、この日、かつてご一緒にバイト先で仲居さんをしていたお友達が、お客様でいらっしゃることになっていました。
いつも私の着物に関心を寄せて下さるその方のために慎重に合せました。
帯の柄合せは、難しいというより、緻密さが必要です。
着物は、黒と銀ねずのような色の縞です。
渋いので、赤い帯を合せました。
平仕立ての名古屋帯です。
小物は、青磁色を選びました。
帯締めは母が端切れで作ってくれた丸ぐけです。
ウールの和装コートを着てもまだ寒かったので、ショールを掛けて出かけました。
~7日
ポリエステルの袷の着物です。
縮緬風にしぼがあります。
着物には、色付いた萩の葉のようなものが、所々に飛んでいます。
たまたま仕舞いそこなって、薄物や単衣の時期にも出ていた着物に、秋めいたものがあって良かったです。
帯は名古屋仕立ての名古屋帯。
お太鼓の部分以外は、半分に折られて縫ってあるものです。
小物類はオレンジを合せました。
~8日
綸子の袷です。
綸子独特の光沢があります。
無地のように見えますが、細かい籠目です。
これは、とても生地が薄いので、衣更え直後に着ることが多いです。
今日の帯も名古屋仕立ての名古屋帯。
ヘビロテで、擦れてしまったので、反対側を締めています。
帯を巻くときも、反対回りになります。
結構な頭の体操です。
小物はグリーンをあわせました。
適度に伸縮性があって扱いやすいのです。
帯締めは、例によって、母が端切れで作ってくれました。
つなぎ目にビーズをあしらったのは私です。
~9日
ポリエステルの袷です。
よく見ると、松竹梅の柄になっています。
帯は、松葉仕立ての名古屋帯です。
手の先だけが半分になっています。
小物はグリーンを選びました。