3日(土)お天気にも恵まれ、自宅での茶事を楽しみました。
今日の雪景色を見ますと、本当にラッキーだったと思います。
お客様も、お帰りには、またね!とおっしゃって下さったので、ほっとしております。
いつもはサボりがちなお料理ですが、茶事の時だけは頑張って作ります。
お料理に気持ちが行きすぎて、肝心のお点前がいつも残念です。
まあ、茶事のお客様は、元々は母の店のお客様なので、
とびきりの暖かい目で見て下さるので、救われています。
2月に入りましたが、初釜 ということで行いました。
寄付
と、言っても、普段は食事をしたり、テレビを見たりしているお部屋です。
狭い中でも、工夫をして、何とかやっております。
寄付の床代わりに、サイドボードの上を使います。
元旦の日に、母と七福神巡りをして、茶事においで下さるお客様の
今年一年のご健康をお祈りして参りました。
その証拠の色紙を寄付には飾らせて頂きました。
本席のお軸と、茶杓の箱の蓋も飾りました。
寄付の床を見ると、今日の茶事のテーマが解ります。
お客様が揃われると、寄付では白湯が出されます。
白湯と言っても、お香煎や桜湯などが出されることが多いと思います
歩々庵では、前回から黒豆茶をお出ししております。
普通は、お正客をお招きするに当たり、その方とお話の合う方をお誘いするのですが
歩々庵では、花月の時に使う折据(おりすえ)を回して席順を決めます。
くじ引きみたいなものです。
初座
床
お客様は、席入りをなさると、
先ずは、床前に座り、お軸に、というよりも書かれた方に一礼して、拝見します。
無事是吉祥
太玄和尚の力強いお手には、いつも元気を頂けます。
震災で辛い日々をお過ごしの方々にも、元気が届きますように!
何事も無く、過ごせている私は、そのことに感謝し、少しでもお力になれるべく
元気を出して頑張ります。
今回は、神楽鈴を飾らせて頂きました。
これは、母が実際に三番叟を踊った時に使ったものです。
床の後は、炉と、棚を拝見します。
皆様が拝見が済んで、お席が定まったのを見計らって、ご挨拶いたします。
その後、炭手前 → 懐石
と、続きますが、今日はここまでで失礼致します。