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歩々庵だより2~2024年2月の茶事その2

お茶事のためのお道具組は楽しいです。

 

地味ですが、その他の備品(?)の準備も大切です。

 

 

1 先ずは、お抹茶ですが

 

今どきは、インターネットで注文できるので

濃茶に相応しいちょっと高級なお抹茶と、お薄用を注文します。

お抹茶には、名が付いています。

この、、大切です。

 

席中で、お正客からお尋ねがあります。

お茶事には、その日のテーマというものがありますので、

なるべく、それに沿った印象の名の抹茶を選ぶようにしています。

 

 

2 炭手前関係も整えなければ

 

炉、風炉と、炭の大きさが変わります。

 

炉の炭が、ちゃんとお手前を出来る分あるかな?

 

我が家の茶事は、どうしてもお酒の時間が長くなってしまうので

後炭は省略させて頂いております。

 

胴炭が1つだけ、と、ぎりぎりですが

今回は間に合いそうです。

 

初炭手前の前に、下火を入れておきます。

丸ぎっちょと呼ばれる炭が3本必要です。

 

炉中の景色と、火付きを良くするために、枝炭を入れます。

初炭だけでも、5本必要です。

 

3本しか無かったので、注文しました。

 

 

因みに、枝炭以外の炭は、洗って使います。

 

炭がパチってはねることがありますでしょ。

それを防ぐために、タワシで水洗いします。

 

 

さらに

 

湿し灰が必要です。

 

正式に作るのは大変なので、私は、炉の灰にほうじ茶を入れて作ります。

適度な湿り気と、炉中の灰とは違う色合いが大切です。

 

まとめて作って、ビニール袋に入れておきます。

前回、慌てて、強引に作ったので、灰匙からの滑りが悪かったのですが

今回は、そのままで、いい感じです。

 

 

楽しく準備中です!