母と私の着物ぐらし

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昨日28日、無事にお正月のお飾りを済ませました

我が家は、いつも28日にお正月のお飾りをします。

 

昔は、13日に家じゅうの煤払いをしたそうです。

テレビで、お寺や神社の煤払いの映像が流れますでしょ。

それが済んだら、お飾りをしても良いそうです。

 

28日ともなると気忙しいので、早めに飾り付けようとしたら

母からダメ出しがきました。

 

我が家は、28日に決まっているの!

 

はい!はい!

 

で、昨日、無事に飾り付け

 

29日は、くんち飾りといって嫌いますね。

9は、(く)で、苦しみに通じるとのことです。

二重苦とも読めると聞くと、それは嫌だわって思います。

 

ところが、29をふく、と読ませる説もあるそうです。

 

28日にどうしてもできない場合は、30日

ここが、さいごの砦です。

 

31日は、一夜飾りといって、ダメなのです。

 

確かに、最後の最後に慌ただしいというのは、良くないですよね。

 

心を落ち着かせて、歳神様をお迎えしたいものです。

 

この一夜飾りについては、ちょっと面白いお話があって、

新しい歳神様は、実は31日の早朝にはいらして、これまでの歳神様と引き次をなさるのだのだそうです。

 

なので、31日の昼に飾るのでは間に合わないということです。

 

 

<お玄関>

 

いつもは、干支のお飾りが付いているものを選ぶことが多いのですが、

今年は、この稲穂が、なんかいいわぁ~と思ったのです。

 

 

<お玄関の中>

 

バラ咲きのベゴニアです

紅白で揃えて、お祝いの気持ちを表しました。

 

 

<リビング>

 

一富士ということで、母が区から文化功労章の副賞で頂いた富士山の絵を飾りました。

 

お供え餅は、小さいのを買ったら、床の間には合わなくて、ここにきました。

 

 

 

<床の間>

 

お茶の先輩Oさんから頂いた

無事是貴人

西垣 宗興 和尚のお手です

 

来年も、無事に過ごせますようにの願いとともに

お世話になった先輩方への感謝を忘れないようにしたいという気持ちで選びました。

 

O先輩

K先輩

いつもお心にかけて下さって、ありがとうございます!

 

 

 

お花は、やっぱり今年も蝋梅を選んでしまいました。

 

姿も香りも大好きです。

 


歳神様!お待ちしています。

 

 

今年も皆様のお陰で、たのしくブログを続けてくることが出来ました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

良いお年をお迎えくださいませ。