年末における我が家の私の役割の一番目が、歳神様をお迎えするために床の間を整えることです。
お飾りは、28日か30日にするものだそうです。
29日は<くんちかざり(9日飾り)>と言って嫌います。
<く>がくるしみ(苦しみ)に通じるのだそうです。
一夜飾りも嫌います。
慌ただしく準備することを戒めてのことなのでしょう。
我が家は、余程のことがなければ28日にお飾りをします。
先ずは目印として、お玄関に
毎年、干支がデザインされているものを好んで選びます。
(蝋梅、若松、南天)
先日、お茶の先輩のKさんが届けて下さった七宝の花入れです。
透かしの七宝がとても素敵です。
”あなた、確か、七宝が好きだって言ってたわよね。これ、もらってくれない”
と、Kさんはいつもこんな感じ。
高価なものをあっさりと手放されます。
私が何かの折にお話ししたこともちゃんと覚えていてくださいます。
今回は花入れに使いましたが、いつか長板で、杓立てに使いたいなぁと思っています。
そして、床の間
お玄関と同じく、蝋梅、若松、南天、それに葉牡丹が入っています。
もう少し、大きな花瓶が欲しいところです。
町内に花屋さんがあります。
ここのお花はもちが違います。
蝋梅は、花開くときに良い香りがします。
蕾ばかりのものを選びましたが、今朝、写真を撮ろうとしたら、
一輪咲いていました。
香ります。
元旦はさぞ良い香りが漂う事でしょう。
お軸は
小林太玄和尚の 無事是吉祥
無事是貴人の方がお茶では一般的というか、良く拝見します。
私も、O先輩から譲り受けておりますが、太玄和尚の力強いお手にパワーを頂戴いたしたく、こちらを選びました。
今、無事に過ごすことが本当に難しい世の中となっています。
私と母だけではなく、全ての人に平穏無事な日々となりますように、、、
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