蝶には色々なイメージを持たれる方がいらっしゃいます。
亡くなった方が、蝶に姿を変えて逢いに来てくれるって私も信じています。
お茶のお道具で蝶の意匠ですと、法要茶会に使われることが多いです。
花から花へと蜜を求める蝶を浮気者!と思われる方がいる反面、花に寄り添う蝶の姿に仲の良いご夫婦の姿を重ねる方もおられます。
なので、大好きな蝶の柄なのですが、意外に着る時は気を使います。
しかぁ~し
春の蝶は、単に季節の柄として扱うことが出来ます。
お散歩でも、揚羽蝶を見かけるようになりました。
可愛い姿を目で追いますが、ひらひらと優雅な割に意外にスピードがありますよね。
蝶々を織り出した紬です。
昔ながらの素朴な織柄の紬が大好きですが、このモダンな蝶の柄には一目惚れでした。
半幅の博多帯を広げて作った帯ですが、気に入っています。
帯揚げはオレンジのちりめん。
帯締めは赤と青の丸組です。
~帯を変えて
染の名古屋帯です。
垂れが長めでした。
と、言いますのも、母も良く締めていたので、前のところが痛んでいて、仕方なくいつもと反対に巻いたので、もたもたしてしまったのです。
なので、当然
まっいっか。
帯締めは辛子色にブルーやらオレンジやらは入っている平組です。
~もう一種蝶の着物
ポリエステルの着物です。
えっ!蝶々はどこっ?
そうなんです。蝶が目立ちません。
この色なので、秋にばかり着ておりましたが、去年から、この控えめな蝶を頼りに春にも着ています。
元半幅帯ですが、色合わせがしやすいのでヘビロテしています。
帯締めは母が作ってくれた丸ぐけです。
真ん中で違う生地を繋ぐとこんな風になります。