雨の心配はなさそうです。
母もよく着ていた着物で、洗い張りをして仕立て直した後も、裾が切れて、切り上げするなど、母が面倒をみてくれた着物です。
昔の人は、着物をメンテナンスして長く大切に着たのです。
水色にはピンク系も合いますが、より涼し気にするために白い帯を合せました。
刺繍の部分をアップにすると
菊は、吉祥文様でもありますし、一年中使える図案です。
紅葉のような刺繍もあります。
白糸で刺繍されているところが妙で、この時期ですと、青楓。
秋にこの帯を選んだ場合は、色づいた紅葉と感じて頂けます。
帯締めはブルーの丸ぐけを合せました。
母が端切れで作ってくれたものです。
布のつなぎ目にはビーズをあしらっています。
クールな色合いの中、帯揚げだけはピンクにして、柔らかい印象を目指しました。