私のバイト先は、着物は自由です。
面接の時に、派手なものでなければOKと言われました。
今日選んだのは、綸子の付下げです。
訪問着に近い柄行の華やかな付下げもありますが、これは、ごくごく控えめな感じが気に入っています。
胸には椿。
袖や裾に菊。
膝のあたりと右の背に梅があります。
袷の時期であればいつでも着れる柄だと思います。
1月を意識して、帯はおめでたい柄の物を選びました。
亀甲の中に鳳凰と桐。
別の亀甲には、向かい合った鶴も織り込まれています。
青海波も吉祥柄です。
これでもかと言わんばかりのおめでた尽くしです。
鳳凰と桐が一緒に描かれることが多いのは、桐は鳳凰が止まる木とされているからです。
これも母のお下がりですが、あまり締めていないので、まだ硬くて締めずらく、手こずりました。
柄合せは、惜しい感じですね。
これ以上頑張る気力は出ませんでした。
帯締め、帯揚げは、帯の鳳凰の部分に使われている紫を選びました。
オレンジですと着物にも溶け込み過ぎますし、着物の茶に紫は映える色だと思います。