母と私の着物ぐらし

着物の決まり事 日々のコーディネート 趣味の茶事 母との暮らし 仲居さんのバイト

1月の着物コーデ~9日~椿、菊、梅の付下げ

私のバイト先は、着物は自由です。

面接の時に、派手なものでなければOKと言われました。

 

f:id:hohoan:20210109190908j:plain

 

今日選んだのは、綸子の付下げです。

 

訪問着に近い柄行の華やかな付下げもありますが、これは、ごくごく控えめな感じが気に入っています。

 

胸には椿。

袖や裾に菊。

膝のあたりと右の背に梅があります。

 

f:id:hohoan:20210109191758j:plain

 

袷の時期であればいつでも着れる柄だと思います。

 

1月を意識して、帯はおめでたい柄の物を選びました。

 

f:id:hohoan:20210109192155j:plain

 

亀甲の中に鳳凰と桐。

別の亀甲には、向かい合った鶴も織り込まれています。

青海波も吉祥柄です。

これでもかと言わんばかりのおめでた尽くしです。

 

鳳凰と桐が一緒に描かれることが多いのは、桐は鳳凰が止まる木とされているからです。

 

f:id:hohoan:20210109192050j:plain

 

これも母のお下がりですが、あまり締めていないので、まだ硬くて締めずらく、手こずりました。

柄合せは、惜しい感じですね。

これ以上頑張る気力は出ませんでした。

 

f:id:hohoan:20210109193024j:plain

 

帯締め帯揚げは、帯の鳳凰の部分に使われている紫を選びました。

オレンジですと着物にも溶け込み過ぎますし、着物の茶に紫は映える色だと思います。