母と私の着物ぐらし

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12月の着物コーデ~22日~23日~24日~25日

寒い中ではありましたが、バイト先では珍しく若いカップルのご予約をたくさん頂き、華やいだ雰囲気の中、お仕事させて頂きました。

(24日、25日はクリスマス特別コースをご用意しております)

 

あまた有る飲食店の中から、私のバイト先を選んで下さった恋人たちに幸あれ!!!

 

 

~22日

 

雨でしたので、ポリエステルの着物です。

 

 

柄が大きいので、解かりやすいと思いますが。桐の花が上向きと下向きがあります。

これが小紋の特徴とも言えます。

付下げですと、全ての柄が同じ方向を向いています。

 

 

平仕立ての名古屋帯を合せました。

桐の花芯に使われている赤を参考にして、赤い帯を選びました。

着物に使われている一色を帯に持ってくると間違いがないと思っています。

 

 

帯は蜀江文(しょっこうもん)です。

小物も、桐に使われている紫を選びました。

 

 

~23日

 

 

四季の花が描かれていて季節を選ばない柄です。

今ですと、椿に目を留めて下さると嬉しいです。

 

 

松葉仕立ての名古屋帯を合せました。

 

 

小物類はグリーンを合せました。

 

 

~24日

 

クリスマスイブですね。

それを意識したコーデです。

 

 

クリスマスと言えば、赤と緑ですよね。

この発想が、仲居さんのお仲間のKちゃんと全く同じで笑いました。

 

Kちゃんのお着物は緑の地に小さな赤い南天小紋

合せた帯は、臙脂色に辛子色で唐花の刺繍のある名古屋帯

その唐花が、雪の結晶のようにも見えました。

 

 

小物類は金色を選びました。

帯揚げは、手織りの<華琥珀>とあります。

金糸、銀糸が使われていて、堅くて扱いずらいです。

でもキラキラしてくれるのでクリスマスコーデには使いたかったのです。

 

 

~25日

 

私の仕事納めです。

何を着ようか迷いましたが、結局これを

 

 

綸子の小紋です。

洗い張りをして、仕立て直してから着るのは2度目。

目が見えない母が、何日もかけて、何とか着物の形にしてくれました。

仕立ても、お直しも、もう母には頼めないなぁと実感した今年でありました。

 

 

袋帯を合せました。

金糸で露芝が織り込まれています。

 

 

露芝文様が、雪輪取りになっています。

ちなみに、これが雪輪文様で、私のアイコンでもあります。

 

 

小物は紫を合せました。