昨日と同じ塩瀬の梅小紋ですが、帯を変えてみました。
鳳凰は、想像上の瑞鳥(← おめでたいことが起きる前兆として現れる鳥)で
龍、麒麟、亀とともに四瑞(しずい)と呼ばれます。
鳳凰と一口に言いますが、鳳は雄、凰は雌なのだそうです。
この辺りは、鴛鴦(おしどり)と似ていますね。
鴛鴦も、鴛は雄、鴦は雌です。
お正月の床の間には、天下泰平の願いを込めて、<彩鳳舞丹霄~さいおうたんしょうにまう>を掛けました。
今日、鳳凰の帯を選んだのも同じ理由です。
帯締めと帯揚げは、着物、帯、どちらにも相性がよさそうなグリーンを選びました。
帯締めは、母のお手製で、生地のつなぎ目にビーズをあしらっています。