母と私の着物ぐらし

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フライパンでパン(ケーキ)的なものを焼いてみました

 80代母とふたり暮らし。新型コロナが怖いので、外食もお買い物も、控えています。

大人であっても閉塞感のある日々になっています。

 さて、今日のお昼ごはん ”何食べるぅ?” ということになって、そうだ!頂いた手作りのジャムがあるし、気分転換にフライパンでパンでも焼いてみようかと。

 鍵っ子だった私。母がお休みの日、一緒にドーナッツを作ったときに楽しかったことなどを思い出し、久しぶりに狭い台所に母と二人で立ちました。母もちょっと楽しそうです。

 そこで、思ったのは、新型コロナのために、休校になった子供たちのこと。これから外出もままならない退屈な日々を過ごすことになり可哀相です。親子で一緒にご飯やおやつを作って気分転換ができると良いですね。

 といってもパンを焼いた経験などありません。ただ、母の実家、群馬の山岳部には、たらし焼というものがあります。粉を垂らして焼くが語源でしょうか。小腹がすいたおやつ時に食べます。祖母が作ってくれたものは、粉を水で溶いて、フライパンで焼いて、鰹節とお醤油をかけて食べるという極、極、素朴なものでしたが、母は、ネギや干しエビ等を粉に加えて、お好み焼き風に焼いてくれます。その経験があるので、まあ、失敗しても何とか食べられるものにはなるだろうという自信はありました。

 強力粉は無かったので、薄力粉をボールに適当に入れます。300gくらいでしょうか。

なぜか、引き出しにベーキングパウダー5gという小袋がありましたが、母がgがわからないと言って、重曹を掌で計って入れていました。私の見た感じ小さじ1杯くらいでしょうか。粉と重曹をよくよく混ぜて(ここ、ポイントらしいです。水分を足さないうちによく混ぜた方が良いと母が言っております)、そこに溶いた玉子1個を入れ、牛乳で伸ばしました。重曹は入れ過ぎると苦くなります。そこだけを気を付けて、あとは、雑で大丈夫です。

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フライパンに入れて、蓋をして、とろ火で焼き、表面に穴が空いてきたら。ひっくり返し、同様にとろ火で焼きました。

焼けたかどうかは、箸を刺してみて、生の粉がついてこないかどうかですが、母ぐらいのベテランになりますと、匂いでわかるようです。

焼く前に、少し時間を置いた方が膨らんだかもしれませんが、一応、焼けました。

 

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 今日は、美味しいジャムを付けて食べると決めていたので、とくに砂糖や塩も入れずに焼きました。

 

 

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バターを付けて、ジャムを付けて美味しく頂きました。

次回は、強力粉で、少し寝かせるなどして、作ってみたいと思います。

材料をきちんと計ることが苦手な私でも、というか、間に合わせの材料で、こんな雑な作り方でも、けっこう美味しく出来ました。

 

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