母も私も着物の生活が長いので、着古してしまった着物や帯がたくさんあります。
そのまま捨ててしまうのは忍びないので、何かにならないかなぁといつも考えています。
< 暖 簾 >
母が古い着物で作った暖簾です。
洗面所の目隠しにしています。引き戸もあるのですが、頻繁に出入りするので面倒です。
着物の生地はたっぷりあるので、長~い暖簾が作れます。
夏には、薄物に変わります。洗い替えもあります。
< パンツ >
パンツは何枚か作りました。
型紙など取るのは苦手なので、自分のパジャマに適当に合わせて、チャコで線を引いて裁断しました。股の部分と裾は三つ折りにしてミシンをかけましたが、パンツの幅は、生地の幅をそのまま使うので、始末も必要なしです。
パンツの丈も適当。
裾にゴムを入れたタイプも作りました。
< ジャンパースカート >
村山 大島です。高いものではないそうですが、一応絹です。
手持ちのワンピースの襟ぐりを布に合わせて、適当に裁断しました。縫う前に、ちょっと試してみたら、頭が入りずらかったので、大きく切り直しました。私のやり方はいつもそんな調子です。
上半身は、袖2枚分で、半分に折って前と後ろを袷につくりました。スカートは、幅をそのままの4枚はぎで、上半身の幅との差を真ん中でひだにしました。襟ぐり以外は直線縫いです。
< エレクトーンのカバー >
元は丸帯です。
袋帯には、表と裏がありますが、(両面使えるものもある)丸帯は、まるっと全部同じに織られてあります。なので、それをほどすと、帯の倍の幅の生地になります。はっきりいって、締めずらいので、思い切ってエレクトーンのカバーにしてしまいました。長さを3等分して縫い合わせただけです。
< 紙袋ストック用 >
袋帯の裏地2枚を、長さを変えていくつかに区切って縫って、片面に色違いで刺繍をしました。紙袋をストックしています。向う側も縫っていないので、大きな袋も挟めます。けっこう便利に使っています。
< 小引き出しのカバー >
プラスチックの透け感と味気無さを何とかすべく作ってみました。着物の仕立てをお願いすると、ほんの少しの端切れが入ってきます。母が仕立てると、かなりの布が余るので、いつもこれだけ???と思ってしまうのですが、それを利用しました。グレーの小紋をベースにそれに合いそうな端切れをつなげてみました。
< 手さげ >
これまで作った手提げや袋のごく一部です。
振袖をふつうの袖丈に直したときに、切り落とした分で作りました。
裏生地に帯の裏地を使うとしっかりします。
擦れてしまった帯の綺麗な部分を選んで作りました。
外側に、ハンカチなどを入れたいので大きなポケットのように作ることが多いです。
家にある生地を使うので、裏生地がオレンジと紫になりましたが、これが意外に入れた物の目印になります。ティシュはオレンジの方に入っているとか。
紗の帯で作りました。
夏の帯は長くしまっておくと汗が染みになって出てきたりします。柄が綺麗なところが少なかったので、ポケットの部分だけに使って、袋本体は、この帯の裏地でつくりました。
着物の端切れです。裏は、帯の裏地を使いました。
手を作る生地が足りない時は、革の手を買ってきて付けています。
着物をほどしてつくりました。生地がたくさんあるので、裏も同じものを使いました。
温泉旅館でお食事会場に出かけるときにお部屋の鍵を入れるものがあったらいいなと思って作りました。
裏は、帯の生地です。
< 袋 >
着物の端切れでつくりました。限られたなかで、色合わせを考えるのも楽しいです。
今では、どの袋にどのスカーフやショールが入っているか覚えています。
夜には少し冷え込むかと心配な時や、クーラー対策にこのままバックに入れて持ち歩きます。