私は、自己肯定型なので、自分には甘々なのですが
それでも、我ながら雑よねぇ~、粗忽よねぇ~って呆れることは度々です。
それは、私の血液型がB型ということに大きく影響されていると思えてなりません。
さて、私はいつものようにお部屋の担当です。
6名様ということで、予感はあったのですが、やはり、ご両家のお顔合わせでした。
社員の男の子
↑
20代です。しっかり者で、しかも優しい。
ルックスから私が付けたあだ名は こぼちゃん
(ネットよりお借りしました)
本人から、拒否されたので、母に話すときだけ使っています
ここでも、こぼちゃんで行きたいと思います
で、こぼちゃんは、ご予約のお電話の時に、必ず用途をお尋ねしています。
でも、顔合わせとおっしゃらないで、家族の集まりみたいにお答えの方もいらっしゃいます。
お若いカップルと、親御様年齢のご夫婦が二組。
どう見ても、お顔合わせです。
ほほあん
”お顔合わせでいらっしゃいますか?”
”はい”
テレている笑顔に幸せがこぼれます。
”おめでとうございます”
お顔合わせには、パターンがございます。
先ずは、若いお二人がそれぞれのご両親様をご紹介という時間が必要です。
また、御両親様が遠くにお住みの場合などは、この日に、婚姻届の保証人の欄にご記入頂く場合があります。
これらの事を、いつなさるか、お人によってご希望が違います。
確認しなければ!
でも、その前に、、、
伺っていなかったので、お祝いのお席の準備をしていません。
今から出来ることは限られていますが
せめて、お箸を祝い箸に変えましょう・
箸袋には 寿 と金で書かれている両細の柳箸です。
お箸を取りに行く途中で、フロントに居るこぼちゃんに
”やっぱ、顔合わせだったよぉ~” と、報告する私。
こぼちゃんの行動は素早いです。
板場に飛んでいって、お造りを 鶴 のお皿に変えてもらうこと、出来ればお祝いのメニューに変更できるか、これは、土日の忙しい日ですと無理なことが多いですが、確認してくれます。
メニューが変わった場合は、お品書きの変更、プリントアウト
寿箸を持って、お部屋に戻るほほあん
”お祝いのお席と伺っておりませんでしたので、失礼しました。
お箸を変えさせて頂きます”
これ、お人によって、反応が違います。
<その1>
あっそうなの
<その2>
あらぁ~わざわざ変えて下さるの。ありがとうございます。
今回は、<その2>の方でした。
仲居さんにとって、ありがたいお客様です。
さて、確認です
ほほあん
”まずは、ご挨拶をなさいますか?”
お婿さん
”はい!”
緊張している様子が可愛い♡ しかも、この日の彼はイケメン♡♡♡
乾杯前に、ご挨拶をなさるとのことで、
済んだら、呼んで下さることになりました。
やはり、大事な書類(婚姻届)の記入があるそうで、それは、お食事が終わってからなさるとのことでした。
板場へ報告です
”ご挨拶が終わらないと、お飲み物出せません。
お食事はその後になります”
お食事は和やかに進んでいきます。
ご両家ともこのご縁に感謝しているとおっしゃって、お顔合わせとして、この上ない状況でございます。
と、血液型のお話になりました。
ご両家とも、全員がA型なのだそうです。
あ~解る。
この、大人な対応。常識をわきまえている感じ。
まさに優等生のA型です。
大丈夫かな?私
この人、そそっかしぃ~って思われないかな?
緊張するわぁ。
何か、いたたまれなくて、とうとう白状致しました。
”先ほど、皆様がA型って伺いました。
私は、B型で、そそっかしいところがございます。
見た目が落ち着いているので、そのギャップが本人も辛いところでございます。
でも、頑張りますので、よろしく御願い致します”
笑顔で受け入れて下さいました。
応援して下さる雰囲気さえもあります。良かったぁ。
この日、ホールではお宮参りのお席がありました。
初孫にデレデレな感じって、見ていて和みます。
お話が耳に入ります。
こちらも血液型のお話をされています。
”○○ちゃんの血液型、解ったの?”
”うん、B型だって”
”ああそう、大らかな感じ出てるもんね”
お客様ぁ~♡
B型の性格を大らかとは、素敵な表現をして下さいましたね。
今日の私には、とても励みになります。
心の中でお礼を申しました。
以前読んだ本の中で
”恐怖のB型ですけど、なにか?”
って台詞があって、そうか、B型は恐怖なんだって、どこかで納得している私です。
その彼女
”地球はお前を中心に回っているんじゃない” と言われたのに対して
”あっそっ。でもあんたを中心に回っていないことも確かだよ”って言ってたなぁ。
ここまで行ければ、もはや凜々しいです。