椿は、実は一年中使えるモチーフではあります。
♪ つばき咲くぅ~~~春ぅなのにぃ~~~ ♪
椿の種類は、とても多いので、春に咲く椿もあります
絽の着物なのに、椿の柄のものがあります。
これは、夏椿と呼ばれる沙羅の花を図案化したものだと思います。
<炉開き>という名の椿もあるそうで、つまりは11月に咲いているということでしょう。
でも、ユキツバキとか、寒椿とか、寒い時期のイメージが強いのは確かですよね。
塩瀬に椿が染めてある帯に、2種の着物を合わせてみました。
<その1 綸子の小紋と合わせる>
つるんとした、たらんとした、綸子独特の感じが写真でも解りますね。
染めの帯には、紬を合わせるのが一般的ではありますが、
今日のように、綸子の小紋に合わせても、問題はありません。
この着物に、袋帯を合わせた場合よりも、格が落ちるというだけです。
染めの帯は、あくまで趣味の装いのものです。
なので、この帯を格の高い訪問着に合わせるのはお勧めできません。
この着物を選んだのは、帯の紺の色を生かしたかったからです。
着物に、使われているオレンジを小物に取り入れました。
<その2 紬風(ポリエステル)に合わせる>
遠目には、織りの着物?って感じなのですが、プリントです。
絣のような柄と、染めの帯は定番の取り合わせです。
帯揚げは、茶色よりのオレンジ
これも、母の手作りです。