母と私の着物ぐらし

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1月の着物コーデ~松の訪問着に帯2種

バイト先は、3日から営業でした。

私は、3日、4日とお仕事をして参りました。

 

さすがに、お正月に法事のお客様はいらっしゃらないので、思いっきりおめでたい感じのコーデに致しました。

 

その1 ~ 松の訪問着に亀甲の帯

 

 

この、お袖、見る人が見れば、ん?ん?、、、ん?

 

そうなのです。柄が切れていますでしょ。

元は、振袖でした。

母に、4寸に直してもらいました。

 

3寸に仕立てるのが普通だと思いますが、私は長めの袖が好きで、4寸に仕立てた着物も多いです。

 

着物も、帯も柄が大きくて派手なんですけど、お正月だし、まあ、いいでしょう。

 

 

着物の柄が、縫い目で、柄が切れることなく続いています。

絵羽模様といいます。

色留や、訪問着はこの絵羽模様になっています。

 

帯は亀甲紋

亀甲の中に、松と菊が織り込まれています。

 

母が若い時の帯です。

袋帯なのですが、少し丈が短いです。

二重太鼓に上げずらかったので、平づくりの名古屋帯のように、一重のお太鼓にしてしまいました。

 

二重太鼓に失敗して、もたもたしてしまったので、柄合わせは、まっいっかと、なりました。

 

 

帯揚げは、訪問着なので、絞りを選びました。

松の色を意識して緑です。

帯締めは、金糸も入っている丸組です。

二度からげて、藤結びにしております。 

 

 

その2 ~ 銀地の袋帯に変えて

 

 

訪問着の帯の色は自由なのですが、色留となりますと、淡い色が良いなどと言われます。

なので、訪問着も品よくまとめたいというのであれば、銀地の帯などいかがでしょうか。

 

 

袋帯なので、二重太鼓にしました。

扇面、蜀江、亀甲、牡丹唐草などの吉祥文様が織り込まれています。

 

 

帯に少し使われているオレンジを生かしたかったので、帯締めはオレンジのぼかし。

帯揚げは、淡い茶色の絞りを合わせました。