世の中、コロナが明けたぁ~って感じになっていますね。
バイト先でも、ご予約のお客様で満席のことが多くなりました。
バタバタしているときは、洗える着物になってしまいます。
その1 大きな桐の柄の小紋(ちりめん風)
地味な地色に、大きな柄というのも、私の好きなパターンです。
ポリエステルではありますが、ちりめん風にしぼがあります。
母の仕立てです。
八掛(裾回し)に紫を持ってくるあたりが、母らしいです。
桐の葉が紫がかっているのを生かしたかったのでしょう。
桐の花は、赤いので、赤い帯も合うはずです。
着物って、よく見ると、、、へぇ~って発見することが多いのですが
この着物の地の部分も、茶色ひと色ではなく、ほんの少しの濃淡で、麻の葉が描かれています。
こんなの、ごく近くて見ないと気が付きませんよね。
つくづくと、着物は四畳半の文化だと思うのです。
小物は、やはり紫を意識しました。
帯揚げは赤紫
帯締めは、紫と緑、半分には薄茶も入っている丸組です。
その2 縞に色づいた葉が舞う小紋(ちりめん風)
ポリエステルの着物でも、ちりめん風にしぼが入っているものは、比較的肩のあたりのなじみも良くて、着やすいです。
変化のある縞に、萩でしょうか?色づいた葉が舞っています。
弧を描いた柄は、芝草なのか? 風を表現しているのか?
この帯ですが、普通に見ると黒なのですが、光の具合で緑がかって見えます。
この着物は仕立て上がりのものなので、八掛が無難なものが付いていますよね。
地味目のきものなので、小物類はオレンジで、可愛さを+したつもりです。
舞う紅葉とも引き合います。