~絣柄を染めた小紋に帯2種&和装コート
絣は、本来は先染めです。
つまりは、先ず糸を染めて、それを織っていくことによって柄が現れるものです。
絹も綿もあります。
絣の柄って、素朴で可愛いんです。
なので、最近はポリエステルの生地に絣の柄を染めたものなどがあります。
今日の着物もそれです。
縮緬風のしぼのある生地に絣の柄です。
これは何?
迷うところですが、私は、織の柄の着物は、例えプリントされたものであっても織の着物として扱うことにしています。
何を迷うかと言いますと、合わせる帯を織りにするか、染にするかです。
紬や、絣などの織の着物には、染の帯を合せるというのが、決まりではありませんが、これまで多くの先輩方が好んでこられた組み合わせです。
~7日
白地にカラフルなエンドウ豆を染めた名古屋帯です。
帯締めもグリーンを選びました。
~8日
歌舞伎カラーに隈取りまで描かれています。
遊び心のあるデザインだと思います。
裏は献上柄の博多帯になっています。
小物はグリーンが爽やかで良いかと思いましたが、沈んだ感じでイマイチしっくりこなかったのでオレンジに変えました。
前日の7日は帰りに雨に降られました。
コートが随分と濡れました。
それを見て母が
”そう言えば、ウールからいきなり紗じゃなくて、他にもコート作ってあげたよね”
ありました。
ピンクに見えますが、細かい縞です。
ポリエステルの単衣です。
これも、元は着物だったものを母がコートに仕立て直してくれました。