母と私の着物ぐらし

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11月の着物コーデ~紫の地色の小紋2種

紫のように、赤と青を混ぜて出来るような中間色は、色に幅があります。

 

古代紫、江戸紫、菫(すみれ)色に桔梗色、藤紫に、貝紫などもありますね。

 

 

その1~古代紫に近い色目です

 


紅葉が始まるこの季節に、いつも着る着物です。

 

ポリエステルですが、反物を求めて、母が仕立ててくれました。

 

既製品の小紋は柄合せなど、全く気にしないようですが、

母の仕立てですと、身頃(みごろ)と、衽(おくみ)の柄の繋がりに気を使ってくれます。

 

見た目だけでなく、着やすいです。

たぶん、ちゃんと私の寸法だから。

 

着物を綺麗に着るには、御自分に合った寸法であることが大事です。

 

私の様に、以前は太っていた母の着物を仕立て直さずに着るとかは、けっこう大変なのです。

 

それでも、着物は、大は小を兼ねる感じで着ることが出来ます。

 

洋服では考えられませんね。

 

 

色づいた葉を織り込んだ帯と合せました。

 



色相環で見ると、着物の紫と、帯の赤は、お隣さん同士の色合い。

 

小物は、反対色のグリーン系を選びました。

 

帯揚げは、縮緬のぼかし

帯締めは、端切れで作った丸ぐけです。

 

グリーン一色よりも、絞りが入った方がソフトになるかなと思いました。

 

 

その2~江戸紫に近い色目です

 

 

唐子が遊んでいるまわりに、花びらと紅葉が飛んでいます。

 

花びらと紅葉の両方が描かれていることで、季節をを選ばずに着ることができます。

 

 

歌舞伎柄の帯をすることで、唐子が子役さんのような印象になりませんかぁ。

 

 

小物はオレンジを選びましたが、グリーンや、海老茶なども合うと思います。