先週の土曜日、7月29日に4年ぶりに隅田川花火大会が開催されました。
テレビで放映されましたので、ご覧になった方も多いと思います。
隅田川花火大会は、江戸時代に始まった両国の川開き花火にその起源があります。
暴れん坊将軍でお馴染みの徳川吉宗が、飢饉と疫病のために亡くなった方々の慰霊と悪疫退散のために花火を打ち上げたというものです。
元々、悪疫退散の願いを込めた花火をコロナのために中止せざる負えなかったのは、実に残念です。
私の感覚では、ええっ!4年ぶりなのぉ Σ( ̄□ ̄|||)
2年くらいかと思った ε-(´∀`*)
みたいな暢気なものですが、私のバイト先では、この日は超特別の日となります。
その前に町の様子ですが、
夜空を彩るロマンチックな花火ですが、安全に行われるためには、多くの準備がされています。
隅田川に架かる吾妻橋には、DJポリス用(?)のお立ち台(?)もいくつか用意されていました。
ここ以外にも、たくさん設置していることと思います。
さてさて、バイト先の話に戻します。
なぜ、超特別かと言いますと
窓からの展望が
手前が東武スカイツリーラインと、先日ご紹介したリバーウォーク
中ほどが言問橋
その向こうがX橋こと、桜橋
アップにしてみます
桜橋の手前に浮島のようなものがございます。
花火はここから打ち上げられるのです。
こちらは第一会場となります。
なるほどぉ~花火を見ながらお食事するのねって思われますでしょ。
NO!
お客様には3時に入って頂いて、6時半までにお食事を済ませて、一旦ご退席願います。
その間に、客席は、皆様が窓に向かったお席になるようにレイアウトを変えて、再びご入店頂きます。
花火観覧中もフリードリンクでお楽しみ頂きます。
通常の土日も、満席の事もございますが、花火の日の満席とは、やはり違います。
皆様がほぼ一斉にお食事を始められて、しかもフリードリンクとなりますと、なかなかに大変です。
普段は、個室を担当することの多い私です。
が、花火の日は、私が勤める以前から、毎年のようにお出で下さるお客様がいらして、先輩方がずっと担当していらっしゃいます。
毎年同じ仲居さんが担当するのが、お客様も安心です。
そこで、私はホールの担当へ。
大変でした。
4年ぶりですし、その前2回の経験があるものの、その時はしっかりした社員の女性の方がいらして、いろいろご指示がありました。
心細~い。
いつも頼りにしている先輩方はお部屋の方です。
ちゃっちゃとお仕事しなくちゃ!
いや、そうじゃないですね。
ちゃっちゃはダメダメ!
お客様は、ビックリな特別料金をお支払い下さって、楽しみにご来店下さるのです。
丁寧に、心を込めて接客したいです!
と、決意は良かったのですが、
マスクをしていたから良いようなものの、笑顔は消えていたと思います。
楽しみにしていて、張り切ってもいたのですが、、、
まあ、仕方ないです。
済んでしまったし。
来年はもっとちゃんとしよ!
今年の反省を忘れずに!
ちょっと驚いたことがありました。
一旦、退席して頂くときに、ご年配のお客様が、寝てしまわれていました。
八海山の純米大吟醸をご機嫌で飲んでいらしたので、眠くなってしまわれたのですね。
あれ?奥様はどうなさったのかしら?
見ると、お一人で外の椅子に座っていらっしゃいます。
???
ご一緒にいらして、ご主人を置いて、お一人で?
トイレにいらしたまま、そこに座られたのでしょうか?
でも、ご主人を探されるご様子もなく、、、
私にはちょっと不思議
ほほあん
”奥様、ご主人様もこちらにご案内したいのですが、よろしいですか”
”はい” と静かにお答えの奥様。
他の仲居さんからも
”あそこのお客様を起して” と言われてたので、静かにお声を掛けました。
ツアーでいらした方でしたので、添乗員さんがアテンドして下さったので助かりました。
転ばれたりしたら大変です。
そのお客様は、花火の間も寝ていらっしゃいました。
もったいな~い。
花火鑑賞の時間は、時々歓声が上がるほど、皆様楽しんで頂けたようです。
もちろん、私たちもお客様の後ろで見ることは出来るのですが、
仕事中ですので、花火の写真はありません。
仕事をしながらとはいえ、特等席で花火を見られるって、それは幸せですよね。
でも、疲れたぁ~~~~