寒色、暖色とはよく言ったものだなぁと思います。
確かに、水色とか、紺とか、緑とかって涼しそうに見えます。
猛暑の中、水色の帯をヘビロテしてしまいました。
着物は、全て、麻とポリエステルの交織です。
上布のイメージで織られたものだと思います。
上布(じょうふ)は、細い麻の糸で織られた布です。
盛夏と呼ばれる7月の半ばから、8月の半ばころに着るものなのですが、こうも猛暑ですと、着る時期も広げて良いと思います。
涼しいです。
その1~淡い藤色の縞に淡いグレーの柄
藤色と、水色はさほど遠い位置の色ではないので、同系色とまではいかなくても、馴染みは良いと考えます。
銀糸が使われていることで、涼しげが増すように思います。
帯はもう少し、慎重に柄合せをしたら良かったのですが、、、
まっいっか
帯揚げは藤色。
帯締めは、白とピンクを編みこんだものです。
その2~大きく下がる藤にビックリ大きな麻の葉
この、黒で描かれている麻の葉は、大きすぎて気付いて頂けないことが多いです。
小物類は、淡いピンクを選びました。
ブルーと水色というクールな中に優しさを添えたつもりです。
その3~網目?に桔梗
私の持っている着物の中で、一番着心地の涼しい着物です。
糸が本当に細いのです。
母が仕立ててくれて、何十年と着ています。
全体に、網目のような柄があります。
なので、オレンジと紫の桔梗が
”金魚に見えるね♡” と。
そんなことをおっしゃるのは、U先輩。はい、メダカの先輩です。( ´艸`)
オレンジが印象的な着物に、反対色の水色ですが、小物類をオレンジにすると、浮いた感じにはならないと思います。