その1~絣柄の薄物に塩瀬風(絽)染の帯
これも大好きな絣柄の着物です。
着物も好みも母譲りです。
この絣柄も、後から染めたものです。
み~んなが騙されます。
私も、今、裏を見て確認したところです。
細い糸で織られていて、縦にも横にも絽目が空いています。
いわゆる薄物です。
絽の塩瀬風の染の名古屋帯です。
この帯を求まるまでは、ポリエステルの塩瀬風は、さぞやズルズルと締めづらいだろうと思っていたのですが、意外に大丈夫です。
帯揚げは明るい水色
帯締めは、絽の小紋(ポリエステル)の端切れで母が作ってくれた丸ぐけです。
その2~紋紗(ポリエステル)
この着物は、ポリエステルではありますが、昔ながらの紗の織り方で作られたものです。
縦糸、横糸、1本づつ、糸を捩じて、目(隙間)が作られています。
だから、とっても透けます。
花菱が織り出されています。
柄が織り込まれている紗を 紋紗 と言います。
帯は正絹の絽縮緬です。
撫子の刺繍も可愛いのですが、柔らかすぎて締めずらいです。
御太鼓が、ぺらぺらするのが気になって、帯を変えました。
毎回締めづらいので、作り帯にしてしまおうかと考えています。
その1と同じ帯です。
夏の帯揚げは、皺になるので必ずアイロンをかけないと、次に使えません。
私の様にずぼらなタイプは、良く使う色は、いくつか持っていないと間に合いません。
この帯揚げは1よりも淡い色です。
水色というより青磁色という感じです。
それに比べて、ポリエステルのこの帯は、皺になりずらいので、一度着ても、アイロンをかけないで、また締めることが出来ます。