盛夏にお勧め、綿とポリエステルの交織の着物
上布(細い麻糸で織られたもの)のような、この着物には袋帯は合いません。
淡い色の着物は、どんな色の名古屋帯でも合わせやすいです。
~その1
水色の平仕立ての名古屋帯と合せました。
着物に使われている藤色と、帯の水色は、近い色だとは思いますが、
帯揚げに藤色を持って来ると、さらに馴染むと思います。
帯揚げは白とピンクの夏の組み紐です。
~その2
黒の 羅 の名古屋帯と合せました。
紗よりも、さらに透けた織になっています。
正に、盛夏の帯といった印象になります。
ちょっと垂れが長かったです。
さすがにこれは、まっいっかのレベルではなく、後で直しましたよ。
三角が織り込まれています。
こういう幾何学文様の帯は。着物の柄の邪魔をしません。
三角が連続していくと、鱗紋(うろこもん)になります。
鱗紋には魔除けや厄除けの意味があります。
帯揚げは、黒とも相性の良い水色を選びました。
帯揚げも水色です。
~その3
ローズ色の紗献上(これはポリエステル)と合せました。
~その4
盛夏は7月半ばから8月半ばを指します。
7月は涼し気に装うことが一番ですが、8月に入りますと、暑い中にも秋の気配を感じます。
茶色の帯を合せますと、少し秋めいた感じになります。
小物類を、着物に使われている藤色を持ってくると、違和感がありません。
茶と相性の良い、グリーン系でも合うと思います。
もっと濃いグリーンでも良いと思いますが、今回はごく淡い色を選んでみました。