ブログ友の方がバイト先にいらして下さるという日
さて何を着ましょうか
毎年、5月も20日を過ぎると、一足早く衣更えを致します。
10月から5月は、裏の付いている袷の時期で、6月は衣更え。
裏のない単衣に変わります。
一足早く、単衣にしましょう。
当日は、雨の予報です。
う~ん
選んだのは
青楓に芝草の裾模様。
襟、肩、袖に柄がありません。
つまりは、色留です。
着物の格としては最上級となります。
黒留の方が格が上と思われがちですが、色留も同格です。
でも、これ、ポリエステルなんです。
単衣を着る時期は、6月と9月。
どちらも雨の日が多い頃です。
この着物は、雨が降っても、どうしても然るべく正装で出かけなければならない日のために作ったものです。
ちなみに、絹でも化繊でも、着物の格は変わりません。
紋も入っています。
伊達紋です。
家紋を付ける場合と、付ける位置は同じですが、デザイン性が高く、遊び心をくすぐります。
洒落紋とも言います。
<格>と言いますと、格式ばった、、、、堅苦しい、、、面倒な、、、と思われがちですが、
格の高い着物を着るということは、
お迎えする、又はお訪ねする方に敬意を払うという大切な意味があります。
色留ですので、帯は袋帯が相応しいと思います。
紗の袋帯です。夏の帯です。
銀糸で花輪が刺繍されています。
小物類も夏物にしました。
バイト先でも
おっ!今日の着物はいつもと違うね。
そうか、お客様がいらっしゃる日だね。
と、言われました。
評判が良かったので、帯を変えて、もう1日着てみました。
平仕立ての名古屋帯を合せました。
名古屋帯は、袋帯に比べて格が下がりますが、仲居さんのお仕事で着るにはいいかなと。
小物類は、ピンク系で揃えました。
夏物です。
この時期のコートは
縞状に、レースの様に透けている織になっています。