~水色の紗の帯に着物3種
着物を仕立てると、
”では、これに合った帯を”
などと、呉服屋さんで勧められるのですが、
帯1本に着物3枚
などと申します。
気に入った帯を見つけて、それに合う着物を何枚か揃えていくという方法もあります。
1本持っていると便利な帯の色といえば、白やオフホワイトを上げる方が多いと思います。
ただ、夏は白っぽい着物が多いので、場合によってはボケた感じになりかねません。
私が夏の帯としてお勧めするのは
水色の帯です
水色の帯だけで、涼しい感じを持って頂けるのが一番の理由ですが、
白い着物にはもちろん、夏には意外に多い、黒地や紺地の着物にも水色は合うからです。
3日間、水色の帯で、着物を変えてみました。
~11日
太陽がサンサンの日は、白地の着物がだんぜん涼しいです。
綿とポリエステルの交織の着物です。
水色にオレンジは、私は洋服ではあまり合せることをしませんが、着物ですと好きな組み合わせになります。
つまりは、淡いオレンジの地色の着物にも、この帯は合うと思います。
今日の場合、着物のオレンジの桔梗とも小物の色が引き合うので、意外にスッキリした感じになったと思います。
水色とピンク系の組み合わせは、さらにスンナリ。
~12日
ポリエステルの着物ですが、極々薄い生地なので、比較的涼しく着ることが出来ます。
前日は上手くいっていた帯の柄合せですが、、、残念、まっいっか。
帯揚げは、モノクロの着物とも相性の良い淡いピンクを選びました。
帯締めは白とピンクの夏用の組み紐です。
水色の帯は、黒、グレー、ピンクとの相性も良いです。
小物を水色にすると、なおスッキリ!
~14日
綿とポリエステルの交織の着物です。
風通しが良く、涼しいです。
比較的曇りがちでしたので、濃い色の着物を選んでみました。
今日も、目指す葉っぱを間違えて、、、残念。ドンマイ!
帯締めは紺。
小物はピンク系でも合うと思いましたが、今回は、全てブルーの濃淡でまとめてみました。