母と私の着物ぐらし

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3月の着物コーデ~20日~21日

   ~桜の染の帯~着物をかえて

 

 

帯には、織の帯と染の帯とがあります。

織の帯は、西陣織とか、堅くしっかりとしたもので、織ることによって柄が出る物。

染の帯は、塩瀬や縮緬などの、着物にも使われる柔らかい生地に柄を染め上げたものです。

 

染の帯は、礼装には用いられず、あくまで趣味のものです。

柔らかい染の帯は、逆に紬などの織の着物に合うと言われています。

 

着物の世界では、桜の開花が待たれる時から、すでに桜の季節です。

この季節にどうしても締めたい帯があります。

 

~20日

 

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この桜の帯はポリエステルなので、着物も洗えるものを合せました。

洗える着物に、絹の帯を締めることはありますが、逆は、着物が可哀想と言いますか、なぜか抵抗感があります。

 

この着物はポリエステルではありますが、紬風に織ってあるものです。

 

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あら?ちょっと曲がってる。ご愛敬。

雑な性格が時々出てしまいます。

 

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着物が銀ねずのようで渋いので、帯揚げは、明るいピンクを選びました。

帯締めは少しサーモンがかったピンクの丸ぐけです。

母が着物の端切れで作ってくれたものです。

 

 

~21日

 

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この着物は織の柄に見えますが、実は、織柄のように染めてあります。

この手の着物は、織の着物として扱うことにしています。

 

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昨日の帯揚げよりも、淡いピンクを合せました。

帯締めは、少しローズがかったピンクの丸ぐけです。

これは、古くなった帯の擦れていない部分で母が作ってくれたものです。