母と私の着物ぐらし

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11月の着物コーデ~19日

こんにちはぁ。

昨日の着物コーデがずれ込んでしまいました。

 

時々着ている着物です。

 

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母も随分と着て、私に下がってきたので、汚れても惜しくない着物です。

これだけ着ればもういいかなぁと思うのですが、やはり、絹は着心地が良いです。

どくとくの光沢も魅力的です。

 

良く見ると、なかなか凝った柄にもなっています。

 

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茶色一色に見えるところは、実は赤の水玉のような柄がありますし、ただの縞に見える部分も、竹の節のように描かれています。

 

この着物には、同じ生地で裾回しが付いていました。

 

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緑の小花があるのが裏です。

これは、作家さんが、歩くときに一瞬返る裏生地までデザインして、一反+裾回し分を一反として織ったものです。

共布(ともぬの)の裾回しと言います。

 

普通は見えない部分にも、心配りをする!

日本人やなぁ~(なぜ関西弁?)って感じが致します。

 

 

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帯は、袋帯で二重太鼓にしました。

薄紫と、薄いクリームと、淡いオレンジが縞のようになっていて、全体に細かい露芝が金糸で織り込まれています。

小紋袋帯を合せますと、装いの格が上がります。

 

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帯揚げは赤紫。

帯締めは、紫と緑の丸組で、半分を過ぎたあたりで、緑と薄茶それぞれの丸組を捻たような作りになっています。

多色使いの帯締めは合せやすく重宝です。