今日は、夕方から雨の予報でした。
こういう時は、降らない内に帰れるかもぉと楽天的に考える私ですが、思ったよりも早く降り始めました。
今日はポリエステルの着物です。
縮緬風です。
全体的には渋いグリーンで、所々に色付いた葉が飛んでいます。
白っぽく見えるのは芝だと思うのですが、普通、芝は、なだらかな丘のように描かれます。
こんな感じです。
今日の着物の場合は、凹みのように描かれた物もあります。
もはや、芝ではないのか、風で芝草が乱れているのか、、、
そう見ると、色づいた葉は、枝から離れて、風に舞っています。
刺繍の名古屋帯を合せました。
芯を入れずに、名古屋仕立てになっている帯です。
柔らかく締めやすいのと、菊と撫子の刺繍が可愛いので気に入っています。
地色も茶ですし、秋だけに締める帯となっています。
帯揚げは、着物のグリーンと相性の良いオレンジを選びました。
色付いた葉の色とは、同系色となります。
帯締めは、着物の仕立てで残った生地で母が作ってくれた丸ぐけです。
帯締めのルーツは丸ぐけです。
丸ぐけには、本来、綿が詰められています。
母は、中に毛糸を入れて作ってくれます。
帯締めは、長尺というものもありますが、ふつうでも150cmくらいは必要となります。
端切れを繋いで作ったので、つなぎ目はビーズをあしらって隠しています。