母と私の着物ぐらし

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9月の着物コーデ~24日

単衣は、化繊よりも絹の着物の方を数多く持っています。

母のお下がりを、洗い張りして、縫いかえて、となりますと、袷に仕立てるのは大変らしく、母が ”単衣に仕立てていいかなぁ” と、言います。

 

こちらは、何にも出来ずに、お願いするだけなのですから、

”もちろんです!何でもいいです!とにかく形にしておいてくれればありがたいです!”

 

自然、どんどん単衣が増えました。

 

”古いものだから、人様にはあげられないし、普段にどんどん着ればいいじゃない”

と、母はいうのですが、単衣の時期の6月と9月は雨が多いです。

なかなか着るチャンスがないのです。

絹は水に弱いですからね。

 

今日は雨の心配はなさそうです。

 

 

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大島紬です。

軽くて、シャキとした着心地です。

 

 

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蝶を図案化したようにも見える柄が織り込まれています。

 

蝶は可愛らしい図案ですが、良い、悪い、色々なイメージがあります。

その一つが、亡くなった方が蝶の姿で現れるというもので、そこから<死>を連想してしまいます。

お彼岸ですし、それもまた良いかと思いました。

 

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帯は芯を入れないで、名古屋仕立てにしてあります。

刺繍がありますが、金糸銀糸をふんだんに、というものではないので、織の着物にも合せられると思います。

撫子、菊、萩、紅葉の刺繍の帯です。今が出番です。

 

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帯揚げ、帯締めは着物にも使われているグリーンを選びました。