その1~笹の着物(縦絽)に露芝の帯(紗)
竹は、一年中青々とした姿を見せてくれるので、季節を選ばない柄です。
笹も同じではありますが、7月に笹というと、七夕のイメージも重なるのではないでしょうか。
この着物、基本的には縦絽なのですが、透ける部分が多めです。
帯は、露芝を織り込んだ紗です。
着物も帯も色目が淋しいので、小物はピンク系を選びました。
その2~トンボの織柄の着物(縦絽)に花柄の帯(縦絽)
この着物も縦絽なのですが、その1に比べて、もっと透けた部分が多くなっています。
しかもその間隔も色々。
紗のような風情です。
白いトンボが織り込まれていて、白とオレンジの縞が入っています。
白い帯、オレンジの小物は、トンボと縞の色を頼りに決めました。
この帯、色柄が気に入っているのですか、ポリエステルの縦絽は、ズルズルして締めずらいです。
<織の着物に染の帯>ってよく書かせて頂いています。
それは、織の着物はあくまでも普段着なので、格の高い帯は似合いませんよぉ~ってことです。
この帯は平仕立ての名古屋帯なので、染の帯ではありませんが、このコーデで大丈夫です。
とはいえ、季節の繊細な柄が染められている塩瀬の名古屋帯って素敵ですよね。
普段使いの物におしゃれをするって憧れです。