母と私の着物ぐらし

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男帯2本で名古屋帯を作りました

母は、新舞踊の先生をしておりました。

 

舞台用の、照明に映える帯や着物がたくさんあります。

 

もう使うことのない半幅帯や、男帯

 

 

舞台用のものは派手過ぎます。

おっ!でも、ちょっと使えそうな物があります。

 

七宝と、グリーンの丸帯。

色合いもよさそうです。

 

ということで、

この2本を縫い合わせて、平仕立ての名古屋帯を作ってみました。

 

↓ これです。

 

 

グリーンの帯は丸帯の作り(つまりは裏も表も同じ生地)でしたので、半分に切って、七宝柄を囲うように左右に。

 

 

幅もOK!

むしろ名古屋帯よりも少しだけ広めに仕上がりました。

 

 

裏は、要らない着物をほどしたものを使いました。

途中で継いでいますが、見えないので大丈夫です。

 

芯は、お太鼓の部分にだけ入れました。

 

柔らかい帯は締めやすいので、あえて芯を入れずに仕立てる場合もあります。

ただ、芯を入れた方がお太鼓がしっかりします。

 

古い帯を壊してバックを作った時の帯芯が残っていましたが、帯芯の方も何かに使ったらしく長さが足りません。

 

そこで、お太鼓になる部分だけに芯をいれることになりました。

 

 

締めてみました!

 

<前姿>

 

 

<後ろ姿>

 

 

ちょっと面白い帯になったと思います。