以前も母から
”これ、みんな要らないから、壊して遊んでいいよ”
と言われ、
このような男帯や半幅帯の中から、組み合わせて、名古屋帯を作りました。
今回は、更にこんなにたくさん!
さてと、
先ずは、これ。
半幅帯ですが、普通の幅で織った生地を半分に折って仕立てたものです。
これを名古屋帯にしようと思います。
問題は、折った跡
広げてアイロンをかけただけでは、お太鼓になる部分の真ん中に筋が出てしまいます。
そこで、
帯の刺繍を真似て、後を隠すようにステッチしてみました。
刺繍糸も、たくさん余っているので、その中から似たような色を選びました。
多少色が違っても気にしません。
多少、曲がっても、ステッチの長さが違っても気にしません。
やはり、要らなくなった帯を中表にして縫いました。
私は小柄なので、少し幅の狭い帯になっても問題ないと思いますが、なるべく端(3ミリくらい)を縫いました。
出来上がり!です。
内側になっていた部分には刺繍が無いのですが、これはこれで、デザインって感じです。
ただし、ここで、痛恨のミス!
半幅帯って、蝶々結びの羽の部分はまあ良いのですが、反対側の蝶々の真ん中を帯に入れ込む方は、皺が出来ています。
より綺麗な方をお太鼓の方になるように仕立てようと、そればかりを考えて、普通に左肩に掛けて巻いた場合に刺繍の方が出るように作るということに考えが回りませんでした。
お太鼓の部分にしか刺繍をしていません。
今から、反対側に刺繍するのも、ちょっと、、、面倒ですしぃ、、、
いつもと逆巻きで、頭の体操をしながら使うことになりました。
ボケ防衛です。
締めてみました!
裏に使った帯がしっかりし過ぎて、厚ぼったいですが、何とか締められました。